クレジットカードに詳しくない人でも「アメリカン・エキスプレス・カード」「アメックス」という名称は聞いたことがあるのではないでしょうか？憧れのクレジットカードとも言えるアメリカン・エキスプレスについて紹介していきたいと思います。
アメリカン・エキスプレス・カードとは？
アメリカン・エキスプレス・カードはメインのクレジットカードとしても、決まった用途のためだけに利用する2枚目のカードとしても、おすすめできるカードです。アメリカン・エキスプレス・カードのメリットやデメリット、どのような人にお勧めなのかも含めて紹介します。
アメリカン・エキスプレス・カードという言葉を聞いたことがある人も多いと思いますが、VISAやMasterCardに並ぶ、国際的にも有名なブランド、アメリカン・エキスプレス・カード社が発行しているクレジットカードです。
アメリカン・エキスプレスのクレジットカードは基本的に年会費がかかりますが、「アメックスである」というステータスと充実した登録者へのサービスが有名のため、多くの人の憧れになっているクレジットカードです。
アメリカン・エキスプレス・カードの主なスペックをまとめました。
・年会費： 1万3200円（税込）
・ポイント還元： 0.5％
・家族カード： 6600円（税込）
・電子マネー： 対応無し
・ETCカード： 会費無料、新規発行手数料は1枚につき935円（税込み）
・付帯保険： 国内・海外旅行利用付帯・ショッピング
・スマホ決済： Apple Pay
・タッチ決済： 対応あり
年会費無料のカードが増えてきているなかで、アメリカン・エキスプレスのカードは年会費が1万3200円と高額です。しかしその分付帯する保険やサービスが充実していることもあり、年会費以上のメリットを期待できます。「アメックスを持っている」というだけでもステータスになることから、憧れる人が多いことも事実です。
アメリカン・エキスプレス・カードの特徴
「アメックスを持っている」というステータスを表すカード
日本においては国内ブランドであるJCBや、加盟店舗が世界的にも多いVISAなどのクレジットカードを持っている人が多いため、「アメリカン・エキスプレス・カードを持っている」となると、注目を集めることは間違いありません。「アメックス＝年会費や豪華なサービス」というイメージもあり、収入が安定している人や海外によく行く人、といったイメージを持たれることがあるでしょう。また、審査が他のカードに比べると厳しいこともあり、アメリカン・エキスプレスを持っているだけでもステータスになるカードといえます。
実はJCBの提携店舗で利用が可能
「でもアメリカン・エキスプレスって、日本では使えるイメージが無い」「アメックス対応とお店に書いていないことが多い」という印象を持っていませんか？実際に過去には加盟店が少なく、利用できる機会が少なかったのですが、2000年に国内ブランドJCBと加盟店を開放する契約を結んだため、2021年現在ではJCBの利用ができるお店であれば、アメリカン・エキスプレス・カードも利用できるようになりました。VISAと同様に使えると考えて問題はないでしょう。
新規入会特典として18,000ポイント還元？
アメリカン・エキスプレス・カードの魅力の一つが、入会後のボーナスポイントの還元です。入会後の3ヵ月間のカード利用・支払い状況に応じて、最大で1万8000ポイントもの還元が発生します。
アメリカン・エキスプレス・カードの3000ポイントは楽天ポイントであれば約1300ポイントほどの楽天ポイントに交換が可能です。アメリカン・エキスプレス・カードへの新規入会で最大6500円相当の還元を受けることが可能です。申し込み内容や付けるサービスによって還元内容は変わるため注意してください。
アメリカン・エキスプレス・カードのメリットとは
次にアメリカン・エキスプレス・カードのメリットを紹介します。他のカードに比べて魅力的なメリットが多いため、憧れが強くなることでしょう。
アメリカン・エキスプレス・カードのメリットまとめ
①ステータスシンボルとしてのカードの存在
②サポートデスクのクオリティがどの会社よりも充実
③旅行時に優遇されるサービスが充実
④最大500万円！ショッピング保険も付いている
⑤空港ラウンジが無料になる
⑥マイルに高還元
⑦スマホ決済にもばっちり対応
①ステータスシンボルとしてのカードの存在
アメリカン・エキスプレス・カードの一番のメリットとしては、やはり「持っているだけでステータスになる」という点でしょう。申し込み時の審査や年会費が高額であること、元々はアメリカでの利用が主であることからも、「お、アメックスなんだ」という印象を相手に与えられます。
②サポートデスクのクオリティがどの会社よりも充実
クレジットカード会社ではサポートデスクを準備していますが、アメリカン・エキスプレス・カードのサポートデスクは他の会社に比べるとクオリティが段違いと言われています。ユーザー一人ひとりを大切なお客さまとしてもてなすことから、暖かいサポートの印象を感じることができます。実際の利用者からも「サポートデスクのクオリティが非常に高く、他のカードに切り替えたくない」とも言われるほどです。万が一のトラブルの際にも安心と言えますね。
③旅行時に優遇されるサービスが充実
アメリカン・エキスプレス・カードのイメージとして「世界中で利用されているカード」「アナザースカイのCMでよく見るカード」といったイメージを持つ人が多いでしょう。実際にイメージは間違いではなく、アメリカン・エキスプレス・カードは、世界中の旅行やビジネスを想定した、旅行保険、手荷物の無料宅配サービスといった、独自のサービスが充実しています。家族やビジネスで海外へ行く機会がある人はチェックしてみましょう。
国内・海外旅行保険が最大5000万円！家族にも適用！
アメリカン・エキスプレス・カードで旅行の代金を支払った場合に限り、国内・海外の旅行を問わず、最大で5000万円の傷害死亡保険や、傷害後遺障害保険が適用されます。これらの保険はカード会員だけでなく家族会員にも同じ内容の保険が適用されるため、家族旅行の際にも非常に心強い存在となります。また家族がアメリカン・エキスプレス・カードの会員でなくても、保険のサービスが適用されます。カードの会員でなくても生計を同一にしている家族がカードで旅行代金を支払った場合は、最大100万円の傷害死亡保険と傷害後遺障害保険が家族にも適用されます。
④最大500万円！ショッピング保険も付いている
なんとアメリカン・エキスプレス・カードでは「カードを使って購入した商品が壊れた場合に保険が適用される」という驚きの保険がついています。もちろん偶然の事故等での破損でなければいけませんが、このショッピング保険が適用されることによって、購入後90日以内であれば、年間で最大500万円までが保険の適用範囲内となります。コロナ禍でネットショッピングが増えるなか、魅力的なサービスと言えます。
⑤空港ラウンジが無料になる
空の旅は空港での待ち時間が負担になるものです。アメリカン・エキスプレス・カードであれば、空港での待ち時間において、空港ラウンジの利用が無料になるサービスが利用できます。空港ラウンジの利用は通常であればゴールドカード以上のランクで付与される特典です。しかしアメリカン・エキスプレス・カードであれば、一般的な「グリーンカード」でもラウンジを利用することが可能です。カードの保持者はもちろんですが、家族でなくても同伴者が1人までは無料で利用可能です。利用できる空港は以下のとおりです。国内外でも広く利用できるため、飛行機を利用する機会が多い人はメリットが多いでしょう。
⑥マイルに高還元！ANAマイルは特に還元率が高い！
アメリカン・エキスプレスのメンバーシップ・リワード・プラスに登録すると、ANAマイルへの交換率が大幅にアップします。通常だと2000ポイント＝1000マイルなのですが、メンバーシップ・リワード・プラスの登録者は1000ポイント＝1000マイルと、2倍の還元率にアップします。ANAマイルを貯めている人にとってはこの還元率は非常に大きいところです。しかし。ポイントをANAマイルに交換する場合は、別途年間の参加費5500円（税込）の「メンバーシップ・リワードANAコース」への登録が必要となりますが、それを加味してもお得な内容と言えます。
⑦スマホ決済にもばっちり対応Apple Payに対応・タッチ決済も装備
アメリカン・エキスプレス・カードではタッチ決済に対応していることも魅力の人るです。もちろんApple Payにも対応しているため、iPhoneやApple Watchとの連携も可能です。海外ではタッチ決済の利用が浸透していますが、日本ではまだ地域やカード会社よってはタッチ決済が浸透していません。非接触型の決済で時短したい人はぜひ検討してみましょう。
ステータスとしても実力としても強い1枚。一歩先を行きたい人のためのアメリカン・エキスプレス・カード
ここまでアメリカン・エキスプレス・カードのメリットを紹介してきました。「アメックスを持っている」というステータスを求める人はもちろん、海外旅行でも利用できる様々な特典は年会費以上の価値と言えます。ANAマイルを貯めている人にとっては、類を見ない高還元も実現できるため、ANAアメリカン・エキスプレス・カードを候補に入れてもよいでしょう。年会費以上の魅力がある感じる方は申し込みを検討してみましょう。
