みなさんは百貨店の大丸や松坂屋を利用したことはありますか？質の高い商品にワクワクして買い物ができますよね。実は大丸と松坂屋では独自の「大丸松坂屋カード」を発行しています。今回は「大丸松坂屋カード」の基本情報やメリットついてご紹介します。
実はポイントの還元率や付帯サービスも充実しており、普段から大丸や松坂屋を利用する人にとっては強い味方と言えるカードなのです。
カードの基本情報の紹介に合わせてカード入会をおすすめできる人、おすすめできない人の条件もまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
大丸松坂屋カードの基本情報
まずは大丸松坂屋カードの基本情報についてまとめました。
・年会費：2,200円（税込）
・ポイント還元率：通常0.5%
大丸・松坂屋でのポイント還元率 最大5.5％
・ETCカード年会費：無料
通常の還元率が0.5%とクレジットカードとしてはやや低いため、ポイント還元においては魅力が少なく見えますが、大丸・松坂屋での利用であれば、5%以上の還元率と大きなメリットとなります。大丸・松坂屋を利用するユーザーであれば、カードを作ることを考えても良い還元率と言えます。
大丸松坂屋カードの主なメリットを端的にまとめました。
１．新規入会で最大6,000ポイントをプレゼント
２．2種類のポイントが同時に貯まる
３．話題のVisaタッチ決済が利用可能
４．貯まったQIRAポイントは提携先ポイントに移行OK
５．海外旅行も安心。海外傷害保険は最高2,000万円補償
大丸松坂屋クレジットカードはその名前の通り、大丸や松坂屋での買い物・決済の時にお得になるクレジットカードです。大丸松坂屋クレジットカードは「JFRカード」が発行しているクレジットカードで、QiRAポイントという独自のポイントで高い還元を行っています。
この章ではJFRカードが発行する「大丸松坂屋クレジットカード」の利用条件・使用感について整理しながら、大丸松坂屋クレジットカードはどんな人に向いているカードなのかを説明していきます。
１．大丸でも松坂屋でもお得に利用が可能
大丸松坂屋カードは大丸でも松坂屋でも、とちらでもお得に使用できるクレジットカードです。大丸と松坂屋の２つの百貨店は、2007年に経営統合し「Ｊ.フロントリテイリング株式会社」が設立されています。「JFRカード」はこの「J.フロントリテイリング」の頭文字から取られています。
現在、大丸も松坂屋も「J.フロントリテイリング株式会社」が運営しているため、２つの百貨店で同等のサービスを受けることが可能です。
２．カードは2種類あり、年会費が発生する
大丸松坂屋カードは2種類のカードが発行されています。「大丸松坂屋カード」と「大丸松坂屋ゴールドカード」の2種類です。まずは2つのカードについて比べてみましょう。
大丸松坂屋カード：通常タイプ
大丸松坂屋カードは年会費が2,200円（税込）の通常タイプのクレジットカードです。家族カードは1人につき275円（税込）で作成が可能です。国際ブランドはVISAのみが選択可能です。
大丸松坂屋ゴールドカード：ランクが高いハイクラスカード
大丸松坂屋ゴールドカードは年会費が11,000円（税込）のランクが高いクレジットカードです。家族カードは1人につき1,100円（税込）で作成が可能です。国際ブランドはVISAに加えてMasterCardも選択可能です。
現在、大丸松坂屋ゴールドカードがリニューアルされたこともあり、新規入会で最大6,000QIRAポイントのプレゼントを行っています。
３．大丸・松坂屋出の利用で、高い還元率を実現
大丸松坂屋カードと大丸松坂屋ゴールドカードは、どちらのカードも2つのポイントを同時に貯めることができるため、効率よくポイントを貯められます。
大丸・松坂屋のポイントに加えてQIRAポイントが並行して貯まるため、5%以上のポイント還元率になります。
引用元：大丸松坂屋カード公式サイト
また、大丸・松坂屋以外でもQIRAポイントが0.5%の還元率で貯まっていきます。VISAとMasterCardの加盟店でポイントを貯めることができます。
引用元：大丸松坂屋カード公式サイト
店舗や購入する商品によってはポイントの還元率が低くなるため、どの商品なら高還元率での買い物ができるのか、注意しておきましょう。
貯まったポイントは何に交換できる？
大丸松坂屋カードで獲得したQIRAポイントは、自分の好みの提携先ポイントやサービスに移行または交換ができます。QIRAポイントの交換先の例です。
・大丸・松坂屋ポイント
・Tポイント
・Amazonギフト券
・WAONポイント
・楽天ポイント
・景品との交換
大丸・松坂屋のポイントであれば、1ポイント＝1円として利用ができるため、大丸・松坂屋で買物をする際にお得に使用が可能です。Amazonギフト券や楽天ポイントにも交換可能なため、幅広いサービス・商品への活用が可能なのはメリットの一つですね。
大丸松坂屋カード付帯サービスのメリットは？
大丸松坂屋カード／ゴールドカードは2種類ともカードの付帯メリットがあり、保険などの補償も非常に充実していますが、通常の大丸松坂屋カードと大丸松坂屋ゴールドカードでは内容が微妙に異なります。
2つのカードで付帯サービスにどのような違いがあるのか見ていきましょう。
大丸松坂屋カードの付帯サービス
大丸松坂屋カードは国内外の旅行代金をカードで支払った場合に旅行保険が付帯されるサービスがついています。
- 旅行保険：国内外ともに最高2,000万円の補償
- カードラウンジ：有料で利用可能
- 国内航空便 遅延費用の補償：なし
- お買物安心保険：年間100万円まで補償
（※リボ払い・回数指定分割払いの商品が対象）
基本的な旅行保険と、リボや回数指定でお買物をした商品が対象になる年間100万円までの「お買物安心保険」も魅力的です。
大丸松坂屋ゴールドカードの付帯サービス
一方で大丸松坂屋ゴールドカードは通常の大丸松坂屋カードよりも年会費が高額な分、旅行保険やラウンジのサービスが非常に充実しています。
最も大きな違いとして「プレミアムテーブル by 招待日和」というサービスで、全国にある200以上のレストランで、おすすめのコース料理を2名以上で利用した際になんと1名分の料理代が無料になるサービスがついて来ます。（※人数に限りがあります。毎月先着400組限定）
- 旅行保険：国内外ともに最高補償5,000万円
- カードラウンジ：無料で利用可能（国内の空港ラウンジ）
- 国内外航空便 遅延費用の補償：あり（1～2万円までの補償）
- お買物安心保険：年間300万円まで補償
- プレミアムテーブル by 招待日和：無料（先着400名）
国内旅行においては事前に旅費を大丸松坂屋ゴールドカードで支払うと、遅延や手荷物紛失の際に補償金が受け取れます。
お買物安心保険も大丸松坂屋ゴールドカードで支払った商品は、支払い方法に関係なく補償してくれるので安心です。
大丸松坂屋カードをおすすめできる人は？
大丸松坂屋カードは「年間40,000円以上の買い物を大丸・松坂屋でする人」であれば、クレジットカードとしておすすめできるカードです。
根拠として、大丸松坂屋カードの年会費は2,200円（税込）のため、大丸・松坂屋で年間40,000円以上の買い物をすれば、5％のポイントが還元されて年会費とちょうど相殺される形になります。年間40,000円以上の買い物を大丸・松坂屋で必ず行う人であれば、年会費以上のメリットが受けられるでしょう。
ちなみにですが、大丸松坂屋のホームページには、別のカードデザインが載っており、「さくらパンダカード」という種類が表示されています。カードの基本情報としては通常の大丸松坂屋カードと、年会費やサービス面のでは全く同じ内容です。
大丸松坂屋カードがおすすめできる理由！
大丸松坂屋カードに興味を持った方に、さらにカードの利用がお得になるサービスや、入会することのメリットをご紹介します。
大丸松坂屋カードで注目のサービスは次の２つです。
１）半年間の利用でボーナスポイントがつく
２）ポイントアップDaysで賢く貯められる
特にこの2点がおすすめのポイントのため、一つずつ見ていきましょう。
カードで半年間利用した分だけボーナスポイントを進呈！
大丸松坂屋カードでは「ボーナスポイント」というキャンペーンを実施しています。このキャンペーンはカードの入会日を基準にして、半年の間に大丸と松坂屋、関連するオンラインサイトを利用して貯まったポイントを対象に、最大100％ポイントのボーナスポイントを付与するキャンペーンです。
引用元：大丸松坂屋カード公式サイト
例えば１月～６月の半年の間に大丸・松坂屋で買い物をして15,000ポイント貯まった場合、獲得ポイントの100％が別途加算されます。100%の加算ということは「所有ポイントが2倍になる」ということを意味しています。
ポイントが倍になるという驚きのサービスを提供しているクレジットカードは、非常に珍しく、上手く活用ができれば非常のお得なポイント還元を受けられます。大丸松坂屋カード独自のメリットが大きいサービスといえます。
大きな買い物を予定している場合や、新生活で入用な時期に合わせてカードを作成すれば、その分のポイント還元を受けることができるので、タイミングと購入内容をよく検討して利用しましょう。
ポイントアップdaysにはさらに１％の還元を追加！
「ポイントアップdays」とは大丸松坂屋カード会員が対象なる還元率アップのサービスです。大丸・松坂屋で対象の商品を購入すると通常は5％の還元率ですが、追加で1％が加算されるため、最大6%の還元率となります。
開催時期や1%追加の対象となる商品、還元率については各店舗が独自に決めているため、キャンペーン情報は各店舗のWebサイトを確認しましょう。
ポイント保有期間は2年。他のカードよりも長期で保有できます
大丸松坂屋カードと大丸松坂屋ゴールドカードで貯まったポイントは、有効期限が2年間となっています。高島屋カードはポイントの保有期間が1年間短いため、そうした他の百貨店と比べると、時間をかけてポイントを貯めることができますね。
大丸または松坂屋を頻繁に利用するなら持っておいてもいいカード
いかがでしたか？今回は大丸松坂屋カードについて紹介しました。大丸・松坂屋での5%以上の高還元率や、入会後のポイントバックキャンペーンなどを上手く活用できる人であれば、年会費以上のメリットがあるお得なカードです。
自分が年間でいくらくらい大丸・松坂屋を利用するのか、付帯サービスは他のカードと比較して自分にあっているかも含めて、入会を検討してみてください。
