ポケット型WiFi無制限の真相!おすすめ7社と選ぶポイントを解説!

ポケットWi-Fi 無制限 ポケット型WiFi
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結論からお伝えすると、2022年2月現在、完全無制限で使用できるポケット型WiFiはありません。

代わりに、3日間で10GBまで使用できる実質無制限タイプや1ヶ月間の上限が決まっている容量別タイプのポケット型WiFiがあります。
※5Gの場合は無制限

実質無制限のポケット型WiFiのなかでもおすすめなのは、Broad WiMAX。数あるWiMAXの中で、キャッシュバック0円なのに業界最安で利用できるからです。

実質無制限のポケット型WiFiのおすすめは「BroadWiMAX」

  • Web割キャンペーンで20,743円引
  • お客様サポート充実度が4年連続No.1!
  • 他社からの乗り換えで19,000円キャッシュバック

もし3日間のデータ使用量が気になる場合は、容量別のポケット型WiFiがおすすめです。

おすすめの容量別ポケット型WiFiは4つ

この記事では、ポケット型WiFiの選び方だけでなく、各社の実質料金やデータ容量、速度制限後の通信速度なども比較しています。容量を気にせずWiFiを使いたい人向けの商品も紹介します。

ストレスのない生活を送るためにも、ぜひ自分のスタイルにあうポケット型WiFiを見つけてみてください。
※この記事は、2022年2月時点の情報です
※記事内の表記はすべて税込価格です

ポケット型WiFiに完全無制限で使えるものはない

完全無制限で使えるポケット型WiFiはない

2022年2月現在、ポケット型WiFiに完全無制限で使用できるものはありません。

以前は、クラウドSIMを介して無制限で使用できるポケット型WiFiもありました。

無制限だったため、長時間YouTubeを観たりゲームで遊んだりしても通信速度が低下することはありませんでした。

制限が来る前に、空いている回線を探して自動的につなぎ替えていたからだね。

しかし、ポケット型WiFiを使用する人が増えてくると空いている回線を確保するのが難しくなり、契約していたサービス提供は不安定になってきました。

結果、データ使用量を制限されたり在庫不足で商品が届かなかったりなど、契約者からクレームが続出。行政の指導が入ったことがキッカケで、完全無制限プランは一時停止し、実質的な終了になりました。
参考:総務省

そのため、2022年2月現在、完全無制限で使用できるポケット型WiFiは存在しません。

完全無制限に代わるポケット型WiFiは実質無制限タイプと容量別タイプの2種類

完全無制限に代わるポケット型WiFiは2つ

完全無制限のポケット型WiFiはありませんが、3日で10GBまで使用できる実質無制限タイプや一定量までは制限なく使える容量別タイプのポケット型WiFiはあります。
※5Gの場合は実質無制限

実質無制限タイプ(4G・5G)と容量別タイプの主要なプロバイダ料金を、一覧にまとめました。

詳しく説明する前にプロバイダの種類や料金、比較対象部分などをサラっとチェックしておきましょう。

実質無制限タイプ ギガ放題(4G)の場合

実質月額料金 契約期間 キャッシュバック 口座振替
Broad WiMAX ※受付終了。再開予定なし
GMOとくとくBB WiMAX ※受付終了。再開予定なし
BIGLOBE WiMAX ※受付終了。再開予定なし
カシモWiMAX ※受付終了。再開予定なし
UQ WiMAX 5,060円 2年 0円

※契約年数が3年に満たない場合は、3年で計算

2022年2月時点で多くの窓口が4Gの新規受付を終了しています。今後も再開予定はありません。

UQ WiMAX以外を希望したい場合は、5G契約を検討してね。

UQモバイルWiMAXはポケット型WiFiの本家のため、料金は高めに設定されています。

ですが、解約料金は1年未満でも1,100円と良心的で、14日間の試用期間も設けられているため、電波が届くか不安な人にも安心して使えるポケット型WiFiです。

実質無制限タイプ 5Gの場合

実質月額料金 契約期間 キャッシュバック 口座振替
Broad WiMAX 4,426円 3年 0円
GMOとくとくBB WiMAX 3,940円 3年 13,000円 ×
BIGLOBE WiMAX 4,827円 1年 15,000円
カシモWiMAX 4,300円 3年 6,000円 ×
UQ WiMAX 4,671円 2年 15,000円

5Gの場合も同様、一番月額料金が安いのはGMOとくとくBB WiMAXです。

4Gと5Gでは、キャッシュバック料金や口座振替が異なる場合があります。

料金だけでなく、契約の種類や支払い方法なども考えてプロバイダを選びましょう。

容量別タイプ

データ容量 実質月額料金 契約期間 制限後の速度 口座振替
限界突破WiFi ・5GB/日、5~10GB/日、10GB以上/日 3,850円 2年 ・1日5~10GB使用後1Mbps
・10GB使用後128kbps
※毎日24時にリセット
×
MONSTER MOBILE ・50GB/月 2,894円
※2年で計算
1年 256kbps ×
縛りなしWiFi ・2GB/日 3,620円 縛りなし 100kbps
3,444円 1年縛り
3,015円 3年縛り
THE WiFi ・100GB/月 3,304円 2年 128kbps ×
Mugen WiFi ・100GB/月 3,450円 2年 128kbps ×
ZEUS WiFi ・100GB/月 3,894円 2年 128kbps ×
hi-ho Let’s Wi-Fi ・210GB/月 4,033円 2年 翌々日128kbps
※1日の使用量が7GB以上の場合
×
Chat WiFi ・200GB/月 5,103円
※2年で計算
縛りなし 128kbps ×

容量別タイプは2GB/日~月200GBなど、さまざまな容量のプロバイダがあります。

キャッシュバックはほぼなく、口座振替できるポケット型WiFiも数が限られています。

毎日(毎月)のデータ使用量を把握して、自分に合ったデータ容量のポケット型WiFiを選ぶのがおすすめです。  

【WiMAX編】実質無制限のポケット型WiFiおすすめ3選

実質無制限のおすすめ3選【WiMAX】

実質無制限で利用できるWiMAXを選ぶ場合、実質料金、キャッシュバック、契約年数などを比較して選ぶのがおすすめです。

どのプロバイダを選んでも通信速度は変わらず、3日10GBの制限も同じだからです。
※5Gの場合:無制限

次章からは、複数あるWiMAXの中から以下3つのおすすめポケット型WiFiを紹介します。

WiMAXのおすすめポケット型WiFiは3つ

おすすめタイプ別に紹介しますので、1つずつチェックしてみてください。

Broad WiMAX

引用元:Broad WiMAX

基本料金 0~2ヶ月:2,090円
3~36ヶ月:3,894円
37ヶ月目以降:4,706円
※初月日割
実質料金 4,426円
初期費用割引 20,743円※Web割
他社乗り換えキャンペーン 19,000円
キャッシュバックキャンペーン
契約年数 3年
端末代金 21,780円
解約金 0~12ヶ月:20,900円
13~24ヶ月:15,400円
※Web割キャンペーン違約金(24ヶ月以内):+10,450円
25~36ヶ月:10,450円
37ヶ月目(更新月):0円

月額料金を抑えてWiMAXを使いたい人は、Broad WiMAXがおすすめです。

初めてポケット型WiFiを利用する人に嬉しい業界最安のBroad WiMAXは、Webで申し込みをすると初期費用20,743円が無料になるキャンペーン実施中です。

また、違約金の発生がネックで他社から乗り換えするのをためらっている人向けに、最大19,000円の保証サービスも行っています。

多くのポケット型WiFiの違約金は最大19,000円ほどだから、追加料金不要で乗り換え可能だよ。

Broad WiMAXは、キャッシュバックを利用しなくても安い月額料金で継続したい人や負担を減らして他社から乗り換えしたい人におすすめです。

Broad WiMAXは5Gの実質料金も最安のため、5Gを検討する人にも適しています。

GMOとくとくBB WiMAX

引用元:GMOとくとくBB

基本料金 0~2ヶ月:2,079円
3~36ヶ月目:4,389円
37ヶ月目以降:4,444円
※初月日割
実質料金 3,940円
キャッシュバックキャンペーン 13,000円
契約年数 3年
端末代金 0円
解約金 1~12ヶ月:20,900円
13~24ヶ月:15,400円
25~36ヶ月:10,450円
37ヶ月目(更新月):0円

料金の安さを重視する人には、もっとも実質料金の安いGMOとくとくBBがおすすめです。

GMOとくとくBBのキャッシュバックは13,000円と高額なため、受け取り忘れると実質料金が高くなります。

キャッシュバックの手続きは登録時のメールアドレスではなくBBから付与されるアドレスで行うため、忘れないように注意しましょう。

GMOとくとくBBは、WiMAXの中でも異色の20日間キャンセルOKのプロバイダだよ。20日以降は解約金不要で特定のネット回線に乗り換えもできるよ。

他社の初回契約後のキャンセル対象は8日間のため、GMOとくとくBBはじっくり通信速度や電波状況をチェックしたい人にもおすすめです。

BIGLOBE WiMAX

引用元:BIGLOBE WiMAX

25ヶ月目以降:4,928円
基本料金 0ヶ月:0円
1~24ヶ月:4,378円
実質料金 4,827円
キャッシュバックキャンペーン 15,000円
契約年数 1年
端末代金 21,912円
解約金 0~12ヶ月:1,100円
13ヶ月目以降:0円

ポケット型WiFiで3年契約するのがネックな人には、1年契約できるBIGLOBE WiMAXがおすすめです。

入会後45日以内にキャッシュバックの手続きができるため、受け取り忘れを防げます。

ただし、端末代金が別途必要なBIGLOBE WiMAXは、1年後に解約しても端末代金のみ残金の支払いが発生します。そのため、契約後25ヶ月間は支払いが必要です。
※BIGLOBEを退会した場合は、残金一括払い

とはいえ、解約手数料が13ヶ月目以降は0円のため、短期間だけポケット型WiFiを利用したい人に使いやすいサービスです。

端末代金は他社を1年で解約した場合と同等の料金なので、他社を1年契約後に解約するより割安で利用できるよ。

BIGLOBE WiMAXは、3年未満でポケット型WiFiを契約したい人におすすめです。

WiMAXについて詳しく知りたい場合は、プロバイダ12社を比較した以下の記事を参考にしてみてください。
参考:【2021年最新】WiMAXプロバイダ全12社比較!プラン・端末の選び方も紹介

【容量別編】実質無制限以外のポケット型WiFiおすすめ4選

実質無制限以外のポケット型WiFiおすすめ4選【容量別】

3日10GBではデータ使用量が物足りない人は、容量別のポケット型WiFiがおすすめです。
※5Gの場合は3日15GB

容量別のおすすめポケット型WiFiを以下紹介していきます。

容量別のおすすめポケット型WiFi4つ

ご自身のライフスタイルに合う容量を選ぶ目安にしてみてください。

【50GBまで】MONSTER MOBILE

初めてポケット型WiFiを利用するならいつでもプラン変更できるMONSTER MOBILE

引用元:MONSTER MOBILE

MONSTER MOBILE
(50GB/MONTH)
基本料金 0~12ヶ月:2,640円
データ容量/月 50GB
契約年数 1年
端末代金 0円
事務手数料 3,300円
解約金 0~12ヶ月:10,780円
13ヶ月目(更新月):0円
14ヶ月目以降:3,300円

初めてポケット型WiFiを利用する人は、いつでもプラン変更できるMONSTER MOBILEがおすすめです。

たとえば、毎月どれくらいのデータを使用するか分からない場合は、50GB/月のマンスリープランを契約し、容量が足りなければ100GB/月に変更も可能です。

また、プランは変更したくないけれど、今月だけデータ使用量を増やしたい場合には、他社ではめずらしい容量チャージも利用できます。

スマホで1GB追加する場合は1,100円の追加料金が発生しますが、MONSTER MOBILEなら1GB330円で追加できます。

スマホで1GB追加する場合は1,100円の追加料金が発生するけど、MONSTER MOBILEなら1GB330円で追加OK! スマホの1/3の価格で同じ容量が使用できるんだね。

チャージする容量により使える日数の制限はありますが、スマホの追加料金より割安で使用できるのでとっても便利です。

毎月のデータ使用量が分からない人や固定月だけデータ使用量が多くなりそうな人は、プランを変更できたり容量チャージできたりするMONSTER MOBILEがおすすめです。

【100GB】Mugen WiFi

引用元:Mugen WiFi

Mugen WiFi
基本料金 0~24ヶ月:3,718円
データ容量/月 100GB
契約年数 2年
端末代金 0円
事務手数料 3,300円
解約金 0~12ヶ月:9,900円
13ヶ~24ヶ月:5,500円
25ヶ月目(更新月):0円

Mugen WiFiは、毎月50GBでは物足りなかったり使用感や電波状況を確認したかったりする人におすすめです。

30日間のお試し期間があるMugen WiFiは、使用量が20GB以内であれば解約金不要で全額返金可能です。

さらに、10,000円のキャッシュバックがあるため、実質料金は3,450円と業界最安級。2年間継続すると無償で最新端末に交換できる特典付きです。

最新端末に無償交換すると契約年数がリセットされて、解約期間も0からになるので注意してね。

とはいえ、段階的に高くなっていく他社とは違い、Mugen WiFiの基本料金は定額制。

料金が高くならず2年ごとに最新機種が使えるため、差し引きしても満足度は充分あります。

【210GB】hi-ho Let’s Wi-Fi

初期費用を抑えて月210GB相当のデータを使いたい人はhi-ho Let’s Wi-Fi

引用元:hi-ho Let’s Wi-Fi

hi-ho Let’s Wi-Fi
基本料金 0~11ヶ月:3,278円
12~24ヶ月:4,730円
データ容量/月 210GB(7GB/日)
契約年数 2年
端末代金 0円
事務手数料 0円
解約金 0~11ヶ月:19,800円
12~24ヶ月:10450円
25ヶ月目(更新月):0円
26ヶ月目以降:10,450円

hi-ho Let’s Wi-Fiは、初期費用を安く抑えつつ、月210GB相当のデータを使用できるので、インターネットのヘビーユーザーにはピッタリです。

通常3,300円の事務手数料がキャンペーン中は0円になるだけでなく、基本料金も1年間割引。2年間で合計2万円以上お得に使用できます。

また、他の大容量プランには珍しい1日7GBの制限があるhi-ho Let’s Wi-Fiですが、1日のデータ使用量を超えても速度制限対象は翌日のみ。

翌々日にはデータ使用量の制限が解除されるため、長時間動画を観たりゲームをしたりする人にもおすすめです。

【150~300GB】限界突破WiFi

月額料金を変えたくなかったりデータ通信速度を落としたくなかったりするなら月に150~300GB使える限界突破WiFi

引用元:限界突破WiFi

限界突破WiFi
基本料金 0~24ヶ月:3,850円
データ容量/月 150~300GB
(5GBまで/日・5~10GB/日・10GB以上/日)
契約年数 2年
端末代金 0円
事務手数料 0円
解約金 0~24ヶ月:19,800円
25ヶ月目(更新月):0円
26ヶ月目以降:5,500円

限界突破WiFiは、月額料金の変動が気になったり極力データ通信速度を落としたくなかったりする人におすすめです。

また、全国に実店舗を構えている限界突破WiFiは、実際に商品を手に取ってから購入検討も可能です。

通信制限の負荷が1日のデータ使用量で決められている限界突破WiFiは、毎日5GBまでの使用ならば速度制限はありません。

5GB~10GB使用してもYouTubeが快適に観られる1Mbpsの速度は保たれているから、気にせず動画が観られるね。

参考:YouTubeヘルプ

万が一、速度制限対象になっても毎日24時にリセットされるため「月末まで制限があって使いづらい」と言うことがありません。

限界突破WiFiはさほど速度制限を気にせずデータ通信ができるため、継続的にポケット型WiFiを使用したい人におすすめです。

ポケット型WiFiで失敗しない選び方4つ

ポケット型WiFiで失敗しない選び方4つ

ポケット型WiFiを購入するときに注意したいのは、以下の4つです。

年単位で使用するポケット型WiFiですので、選び方をしっかり把握しておきましょう。

1つずつ詳しく説明していきます。

1.月額料金よりキャンペーン込みの実質料金を重視

月額料金より実質料金を重視

ポケット型WiFiを選ぶときは、月額料金より実質料金をチェックしましょう。

初月は安め設定が多いポケット型WiFiは、契約終了するまでの間に料金が高くなるタイミングが数回あります。

契約期間中に必要な料金をトータルして比較すると「他社の方が安かった」なんてこともあるため、実質料金を確認することが大切です。

【実質料金の計算方法】

実質料金 = ((月額料金 × 契約月) + 事務手数料 + 端末代 - キャンペーン割引) ÷ 契約月

事務手数料は3,300円が主流ですが、端末代はプロバイダによってさまざまです。無料の場合もありますし、有料の場合もあります。

また、プロバイダによっては割引キャンペーンの価格も異なります。

そのため、ポケット型WiFiを比較する場合は、月額料金ではなく実際に支払う実質料金で比較するのが大切です。

2.データ使用量に応じてプロバイダを選ぶ

データ使用量に応じたプロバイダを選ぶ

ポケット型WiFiは、ご自身が使うデータ使用量に応じたプロバイダを選びましょう

プロバイダによって3日10GBや容量別タイプなど、さまざまなデータ容量のポケット型WiFiが提供されています。

YouTube視聴とZoom会議を各1時間ずつ行った場合、データ使用量は2時間で1.6GBほどになるよ。 データ使用量の目安については、次章で詳しく説明するね。

VODを1時間追加で視聴すると1GB~3GBほど使用するため、3時間のデータ使用量は2.6GB~4.6GBほどになります。

データ使用量
YouTube 1時間 1GB
Zoom 1時間 0.6GB
VOD 1時間 1GB~3GB
合計 2.6GB~4.6GB

毎日YouTubeやZoom、VODで1時間ずつデータを使うと、3日10GBでは足りない場合があるでしょう。

ですが、200GBの大容量タイプであれば、3日で20GBほど使えるので、満足できる可能性が高いと判断できます。

自分にあったポケット型WiFiを選ぶコツは、普段の生活で使用するデータ使用量を把握してプロバイダ選びをすることです。

3.通信速度をチェックして快適度を上げる

通信速度をチェック

ポケット型WiFiは、プロバイダにより通信速度が異なります。速度制限後の速度とあわせてチェックしましょう。

WiMAXの場合は、どのプロバイダを選んでも通信速度は変わりません。大容量タイプより通信速度が速いのも特徴の1つです。

ですが、大容量タイプの場合はプロバイダにより通信速度が異なります。

また、端末は新しい方が品質がよく、速度も速くなりやすいです。

WiMAX 大容量タイプ
速度制限前の通信速度 どのプロバイダでも同じ プロバイダ・端末により異なる
速度制限後の速度 1Mbps 128kbpsが多い
速度制限の対象期間 翌日18時~翌々日2時まで 月末まで
※プロバイダによって異なる場合あり

WiMAXの場合は速度制限後も1Mbpsでるため、YouTubeを視聴してもストレスなく観られる速度は保たれています。

ですが、大容量タイプの場合は速度制限後の速度は128kbpsが多く、Web検索もままならない状態です。スマホの速度制限後の遅さを想像すると、分かりやすいです。

制限がきたあとの速度に堪えられるかどうかも考えて、ポケット型WiFiを選びましょう。

4.回線対応エリアに使用場所が含まれているかチェック

利用場所が回線対応エリアに含まれているかチェック

ポケット型WiFiを選ぶ際は、使用する場所が回線対象エリアに含まれているか確認が必要です。

たとえば、自宅が対象エリアでもポケット型WiFiを使う場所が対象エリア外であれば使用できません。

また、山間部やビルの上の方の階などはWiMAXの電波が届かない場合があります。

WiMAX 大容量タイプ
回線 WiMAX2+ LTE回線
電波が届きやすい場所 山間部、ビルの上の方の階以外 携帯電話が繋がるところ

WiMAXでもLTE回線を利用すればデータ通信は行えますが、3日10GBだったデータ使用量が1ヶ月7GBまでの制限に切り替わります。

1度でもLTE回線を使用すると、ハイスピードエリアモードの速度制限に切り替わってしまうからです。

そのため、WiMAXの電波が届かない場所で使用する場合は、スマホの電波(LTE)と同じ大容量タイプのポケット型WiFiを選ぶのがおすすめです。

WiMAXの電波が届いているか確かめたい場合は、UQ WiMAXの公式サイトで確認できます。参考にしてみてください。

ポケット型WiFi10GBでできる目安は?

10GBでできる目安を独自調査

ポケット型WiFiの選び方が分かっても、自分が日常的に使用しているデータ使用量を把握していなければプロバイダ選びは完了しません。

たとえば、YouTubeを観る頻度が高い人とゲームをする頻度が高い人では、1日のデータ使用量は異なります。

なかには、リモートワークが主になり、Zoomを使う頻度が高くなった人もいるでしょう。

人はそれぞれ通信量を費やす種類が異なります。

そのため、3日10GB制限があるWiMAXにするか、1ヶ月で使える容量が多い大容量タイプにするかも迷う部分でしょう。

自分が使用しているデータ使用量を把握しやすいように、使用量の目安を一覧にまとめました

自分と照らし合わせてチェックしてみてね。

【VOD】

各VODにより推奨画質が異なるため、720p画質で視聴した場合のデータ使用量を以下にまとめました。
※720p:DVDとBlu-rayの間の画質

1時間で使用するデータ使用量 10GB使うまでの時間
Hulu 0.91GB 10.9時間
Netflix 3GB 3.3時間
U-NEXT
※1080p
2GB 5時間
dTV 0.86GB 11.6時間
dアニメストア 1GB 10時間

※U-NEXTのみ1080p

参考:Hulu公式サイトNetflix公式サイトU-NEXT公式サイト
※dTVとdアニメストアは実際の画面から計算

VODは、使用しているサービスによってかなり差が出ています。

たとえば、Netflixを毎日1時間視聴すると1時間で3GB使用するため、3日で10GBに到達する恐れがあると予想できます。WiMAXではデータ使用量が足りないことが分かるでしょう。

ですが、データ使用量はVODだけに使うわけではありません。

ほかにもデータ使用量が必要になるものは多々あるため、主要サービスのデータ使用量を実際に測定しました。参考にしてみてください。

【YouTube】

YouTubeのデータ使用量の目安
YouTube
5分後 0.081GB
10分後 0.168GB
1時間後 0.972GB~1.008GB
10GB使用するまでの時間 9.9時間~10.2時間

YouTubeをよく観る場合、10GBに達するまでの時間は約10時間です。

たとえば、毎日3時間YouTubeを視聴するとWiMAXのデータ使用量の制限に引っかかります。

逆に、土日に数時間だけYouTubeを観る場合は、WiMAXでも問題なく過ごせる可能性が高まります。

YouTubeを観る頻度やほかに使うデータ使用量も把握しつつ、計算してみるとよいでしょう。

【Zoom】

Zoomのデータ使用量の目安
Zoom
5分後 0.049GB
10分後 0.061GB
1時間後 0.366GB~0.588GB
10GB使用するまでの時間 17時間~27.3時間

リモートワークでも利用頻度が高いZoomは、10GB使うのに17時間~27時間ほどかかります。

毎日1時間リモートワークでZoomを利用した場合、WiMAXで充分な容量です。

仮に1日2時間の講義を毎日受けたとしても、3日で10GBに達することはありません。

もちろん、ほかのデータ使用量が発生するYouTubeやVODを視聴した場合は10GBを超えることもあり得ます。

必ず10GBを超えないと一概には言えないため、1つの目安として考えるとよいでしょう。

【PCゲーム】

PCゲームのデータ使用量の目安
PCゲーム
5分後 0.016GB
10分後 0.038GB
1時間後 0.192GB~0.228GB
10GB使用するまでの時間 43.8時間~52時間

PCゲームは、解像度によってもデータ使用量は異なります。

検証した結果、10GB使用するまでに43時間~52時間ほどゲームができることがわかります。

そのため、毎日3時間ゲームをしても3日で10GBには到達しません。土日に8時間ずつゲームをしても大丈夫。容量的にはWiMAXで充分足りました。

ですが、スピードが命のゲームはデータ使用量だけでなく、通信速度も重要です。

ポケット型WiFiは光回線より動きが遅くなりがちなため、ゲームメインで使用する場合は、光回線も視野に入れるとよいでしょう。
参考:本当におすすめできる光回線10社を徹底解説!お得に申し込める窓口も紹介

【Switch】

Switchのデータ使用量の目安
Switch
5分後 0.013GB
10分後 0.03GB
1時間後 0.156GB~0.18GB
10GB使用するまでの時間 55.5時間~64.1時間

どこでも持ち歩けるSwitchのデータ使用量も調べました。

Switchもゲームの種類や電波の届きやすさによりデータ使用量は前後し、10GB使うまでに55時間~64時間ほどかかります。

通常のゲームではそこまで多くのデータを使いませんが、アップデートをすると一気に1GB消費する場合もあります。

そのため、アップデートする場合はWi-Fi環境化で操作するのがおすすめです。

メールやWeb閲覧、LINEなどを利用する際にもデータ使用量は発生するけど、気にするほどデータを使用しないんだよ。

そのため、上でもお伝えした利用頻度の高いサービスを主体として、複数掛け合わせたデータ使用量を計算してポケット型WiFiを選ぶ目安にするとよいでしょう。
※データ使用量は使う場所や時間、曜日などによって前後するため、1つの目安として参考にしてください

無制限でポケット型WiFiを使いたい場合の代替案

無制限で使いたい場合の代替案

どうしても制限を気にせずWi-Fiを使いたい場合の代替案として、以下を紹介します。

1つずつ説明していきます。

自宅メインで速度重視なら光回線

動画を長時間視聴したりゲームを長時間したりする人は、速度が速い光回線がおすすめです。

ポケット型WiFiのようにデータ使用量を気にして操作する必要がありませんし、スピードが命のゲームもラグが少なくサクサク動きます。

ただし、光回線を利用するには工事が必要です。

賃貸やマンションなどに回線を引きたい場合は、工事をしても大丈夫か必ず管理会社に確認してから手続きに進んでください。

【ユーザー別の光回線おすすめ】

おすすめの光回線は以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
参考:本当におすすめできる光回線10社を徹底解説!お得に申し込める窓口も紹介

工事ができない人ならホームルーター

賃貸やマンションなど光回線工事ができない場合は、据え置きタイプのホームルーターがおすすめです。

使い方はコンセントに挿すだけ。工事が必要ないため、すぐにWiFiが使用できます。

ポケット型WiFiに比べて月額料金が安いホームルーターは、データ使用量を気にせずWi-Fiを使いたい人には最適です。

転勤や引っ越しなどで、長期契約できない人にもおすすめだよ。

あらかじめ手続きを済ませておけば、引っ越し先でコンセントを挿すだけですぐに使えます。違約金が発生しないのもメリットの1つです。

ホームルーターについて詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてみてください。
参考:ホームルーターは目的に合せて選ぶべし!おすすめの申し込み窓口3社も紹介

すぐにおすすめのホームルーターをチェックしたい人は、モバレコエアーがおすすめです。

おすすめのホームルーターは「モバレコエアー」
  • データ容量を気にせず使える
  • 工事不要ですぐに使える
  • 引っ越しても継続して使えば違約金が発生しない
  • U-NEXT特別無料トライアル

ポケット型WiFiの契約から利用開始の流れ

契約から利用開始の流れ

使いたいポケット型WiFiを選び終わったら、以下の手順で手続きを進めます。

契約から利用開始の流れ
  1. 利用エリアでポケット型WiFiが使用できるか確認する
  2. Web、TELで申し込み
  3. 端末が自宅に到着
  4. ※最短翌日~1週間ほど
  5. ※店舗受取できるプロバイダもあり
  6. 初期設定
  7. 利用開始

受付や受取方法は、プロバイダにより異なる場合があります。また、Webの方が割引やキャンペーンが豊富な場合が多いです。

月によってキャンペーンが異なる場合もあるため、詳しい内容は各公式サイトで確認してみてください。

ポケット型WiFiのよくある質問

よくある質問4つ

ポケット型WiFiのよくある質問を、以下に4つまとめました。

気になる質問や気づかなかった質問があるかもしれません。ぜひ、最後まで目を通してみてください。

ポケット型WiFiは実店舗とWebどちらで買うのがお得?

ポケット型WiFiは、割引キャンペーンの内容が充実しているWebのほうが安くなります。

地代や人件費などが減らせるWebは、その点も割引率が高くなる要因の1つです。

実店舗は実際に商品を触って確かめられるメリットがありますが、安く購入したい場合は実店舗よりWebで購入しましょう。

イチオシのポケット型WiFiは【WiMAX編】実質無制限のポケット型WiFiおすすめ3選
※フロートリンクで紹介しています

ポケット型WiFiにお試し期間はある?

ポケット型WiFiは、すべてのプロバイダにお試し期間があるわけではありません。

ですが、WiMAXはUQモバイルの「Try WiMAX」で15日間お試し期間が設けられています。

WiMAXはどのプロバイダを利用しても通信速度や電波状況は変わらないため、使い勝手を試したい人におすすめです。

お試し後に継続を希望する場合は新品の端末と交換してもらえるため「契約後は新品を使いたい」という人にも安心です。

大容量タイプは、プロバイダにより端末の種類やお試し期間などが異なります。プロバイダによってはお試しがない場合もあるので、公式サイトで確認が必要です。

解約したときに端末は返却必要?

ポケット型WiFiの端末はレンタルと買い取りがあるため、プロバイダや契約内容により返却の有無は異なります。

レンタル品の場合は、契約終了時に端末の返却が必要です。返却できない場合は、端末代金の支払いや違約金が求められます。

買い取りの場合は契約終了後に返却する必要はありません。

ですが、契約期間より早く解約する場合は、支払いが終了していない部分の端末代金が発生するため注意しましょう。

ポケット型WiFiとテザリングはどっちがお得?

ポケット型WiFiと違い、テザリングはデータ使用量が増えるごとに料金が高くなっていきます。

通信速度が遅めだったり電波が安定しなかったりするだけでなく、電話中はテザリング機能が使えません。

複数機器と繋げたり、1ヶ月のデータ使用量が多かったりする場合、データ容量が多いポケット型WiFiがお得です。

まとめ

2022年2月時点で、無制限で使用できるポケット型WiFiはありません。

ですが、実質無制限で使用できるWiMAXや容量別ポケット型WiFiがあります。

複数あるポケット型WiFiのなかから「自分にあう商品が分からない。どのプロバイダにするか悩む」場合は以下を参考にしてみてください。

速度重視なら、以下のWiMAXがおすすめです。

速度重視のおすすめWiMAXは3つ

3日10GBで物足りない場合は、以下の容量別ポケット型WiFiをチェックしてみてください。

容量重視のおすすめ容量別ポケット型WiFiは4つ

本記事で紹介したポケット型WiFiの選び方や比較表を参考にしながら、あなたのスタイルにあうポケット型WiFiを選んでみてください。

ストレスなく必要最低限の価格でポケット型WiFiが使えるようになります。

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