iDの使い方は?iDの特徴と使用するメリットをご紹介!

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iDという言葉はよく聞く、もしくはいろいろなお店でマークを見かけるという方は多いのではないでしょうか。しかし、見かけるからといってどのようなサービスなのか詳しく知っているかというと、そういうわけではありません。

iDというシステムについて詳しく知りたいという方、使い方だけでなくどれだけのメリットがあるのかを知らないままでは納得できない方は多くいます。とくに行きつけのお店でマークを見かけると、余計に気になるものです。年々使えるお店が増えていっているので、その分目につく機会も多くなってきているでしょう。

iDについて使い方だけでなくアプリのインストール方法や、支払方法までを細かく解説していくのでぜひ参考にしてみてください。

電子マネーiDとは?

(公式サイト:電子マネーiD

iDと聞くと、スマホアプリなのかと思う方もいますが実際にはドコモが提供する非接触型の電子マネーの一種です。電子マネーはさまざまな企業が提供していて、特徴も提供する企業によってそれぞれ違っています。

その中でドコモが提供している電子マネーiDとは、携帯端末やカードを専用の機器にかざすだけで数秒で決済が可能という画期的なシステムです。選ぶ方法によってはわざわざ事前に現金をチャージしておく必要がなく、クレジットカードのように暗証番号をたくさんのお客が並んでいるレジで視線を気にしながら打ち込む必要もありません。

現金を持ち歩く必要もなく、とくにレジに長蛇の列ができるようなお店であればさっと決済できる電子マネーiDを必要とする方は多くいます。iDを必要とするのは、現金をできるだけ持ち歩きたくない、レジで手間取りたくない、クレジットカードを何枚も持ち歩くのがいや、少額決済も高額決済も一つで済ませたいなどといった方です。

なぜこれらの方々の要望を満たせるのか、どういったサービスであればこういったことが可能なのかを一つずつ詳しく解説していきます。

ほかの電子マネーと何が違うのか?

何種類も存在する電子マネーの中で、iDはいったい何が違うのかと疑問に感じることはないでしょうか。電子マネーは多くありすぎて、どれでも同じではないかと考えている方も多いものです。実際に、電子マネーは事前にチャージしてその範囲内で支払いを行うことや、少額の支払いから利用でき日常で使いやすいところなどどれにも共通している部分は多いです。

とはいえ電子マネーの多くは、現金チャージの上限が決められていることがほとんどです。そのため、多くの支払いをするときには使いづらいだけでなくそもそもチャージ上限を超える金額の支払いには使うことができません。

しかし、iDはクレジットカードなどと紐づけることによってわざわざチャージしておく必要がなく、上限は紐づけたカードによるために大きな支払いをするときにも使用できます。事前にチャージしておく形式でも使えます。自分の好みによって、チャージして使うかクレジットカードで後払いして使うかを選べるのが大きな特徴であり、ほかの電子マネーにはない部分であるといえるでしょう。

iDの使い方

引用:公式サイト

iDには、携帯端末であればiPhoneでもAndroidでも可能な決済とカードでの決済との2種類が設定されています。しかしその使い方はどちらの支払い方法を選んだとしても非常に簡単で、支払方法の部分にiDのマークがあるお店であれば、レジでiDで支払うという旨を伝えるだけであとは携帯端末でもカードタイプでも同じことです。店員の指示に従って機械にかざせば、独特の音がするのでそれだけで支払いは終了です。

クレジットカードのように暗証番号の入力は必要ではなく、レシートにサインすることもありません。一切お店のものに触れることなく支払いを完了できるために、非接触決済サービスと呼ばれています。とはいえあまりに高額な支払いや商品の種類によっては、暗証番号の入力やサインが必要なこともあるということは覚えておくといいでしょう。

逆に言えば、キャッシュレスの電子マネーありながらある程度の高額決済に対応しているものの、少額決済とは違って暗証番号なしでは決済できないところが安心できるといえます。

また、使い方は変わらなくても使う端末やカードによって必要になるアプリが違ってくるため、注意が必要です。iPhoneを利用しているのであれば使うのはApple Payで利用するアプリは「Wallet」、AndroidであればGoogle Payを利用することになり使うアプリはおサイフケータイ、そのほかカードを利用するタイプもあるので、自分に合った方法を選ぶようにしましょう。それぞれのインストール方法や使い方を一つずつ解説するので、参考にしてみてください。

iPhone(Apple Pay)でiDを使う

Apple Payとは、専用の読み取り機にiPhone端末をかざすことで支払いができるシステムです。事前にアプリ登録しておいたクレジットカードや電子マネーで、決済することができるからです。このサービスを利用することで、チャージ式の電子マネーであってもiPhoneから簡単にチャージできるので、わざわざチャージするためにコンビニやATMに行く必要がありません。

そんなiPhoneでも、iDを使うことができます。まず初めにiPhoneの「Wallet」というアプリを起動する必要があります。初回利用であれば画面中央のカードを「追加する」をタップし、もしも2枚目以降であるなら右上の+部分をタップします。そういするとApple Payの説明が出てくるので、きちんと読んでから次へ行きましょう。

カードの種類では、クレジット/プリペイドを選びます。カード情報読み取りのためのカメラが起動したら、カードを枠内に入れて情報を読み取ってください。読み取りに成功したら画面の案内に従って名前などの各種情報を入力し、右上の次へという部分をタップしてください。利用規約に同意して次に行くと完了というボタンが出てくるので、そこをタップすれば登録終了です。次回決済から、端末をかざせば簡単にiDを使うことができるでしょう。

Android(Google Pay)でiDを使う

Androidの場合は、Google Payを利用してiDを使うことができます。おサイフケータイというアプリをGoogleでログインして起動することで、設定と利用ができます。

ただし、AndroidにiDアプリである「おサイフケータイ」がインストールされていることが前提なので、アプリがない場合は先にインストールしなくてはなりません。アプリを起動すると「初めてiDを使う方」を選択し、そのあとにiD対応のクレジットカードを選択します。カード発行会社から事前に通知されているアクセスコードや暗証番号を入力し、登録を行ってください。注意事項を読んで同意したら、iDを使うことができるようになります。

iD付きカードでiDを使う

iD付きカードでiDを使う場合には、2種類のカードがあるということを覚えておきましょう。発行するカード会社にもよりますが、一つ目はクレジット機能のないiD使用に特化した専用カードです。二つ目は、クレジットカードにiD支払い機能も付いた一体型カードです。

どちらを使うのかは生活スタイルにもよりますが、基本的にはカードを申し込む際にiD付きのものか、もしくは専用カードを申し込むだけです。あとは、iDが使えるお店で「iDで支払い」ということを伝え、専用の機会にカードをかざすだけで使えます。支払は、紐づけされているクレジットカードからの引き落としです。

iDの支払い3種類とは?

引用:公式サイト

プリペイド型

クレジットは使いすぎるからなるべく持ちたくない、という方に向いているのはプリペイド型です。事前に現金をチャージしておき、その中から決済する形であり、チャージ金額は企業によって違いますがどこも上限が定められています。使い切ったら改めてチャージする必要があり、その分使い過ぎを防いでくれる効果も期待できるでしょう。

ポストペイ型

ポストペイという方法は、いわゆるクレジットカードに紐づけすることになる決済方法で、iDで支払いをしても実際にその場で現金が消えているわけではなく、あとからクレジットカード会社から請求が来ます。そのため高額決済には向いていますが、使いすぎることがあるので注意が必要です。できる限り現金を持ち歩きたくない、プリペイドに現金をいちいちチャージするのは面倒という方には向いています。

デビット型

デビット型は、事前にチャージするのは面倒くさいけどクレジットカードのように後から引き落としになると多く使いすぎてしまうからいや、という方におすすめの方法です。支払った金額が即時、紐づけてあるデビットカードを通して銀行から引き落とされるからです。ただし、口座にお金が入っていないと決済できないので残高には十分注意しておきましょう。

iDが使用できないところってあるの?

引用:公式サイト

iDは、コンビニエンスストアやデパート、ファストフードにレストランなどさまざまなお店で使うことができるのが特徴です。しかも今ある店舗だけではなく、どんどん使える店舗は増えていっています。

クレジットカードが使えない店舗でもiDを使えるところもあるので、クレジットカードとiDを持っているだけで、現金がなくてもほとんどのお店で買い物をすることが可能になるでしょう。また、お店だけでなく対応している自動販売機も増えていて、タクシーでも利用できます。

しかし、支払い可能のところに「iD」のマークがなければ使うことはできません。個人経営のお店や小さな店舗では導入していないところも多くあります。そのため、使用前にはきちんと支払い可能かどうかをチェックしておくようにしてください。

iDを使用するメリットとは?

(公式サイト:電子マネーiD

もともとプリペイドなどの電子マネーには、クレジットカードや現金支払いにはない多くのメリットがあります。その中でもとくにiDを使用することによりどのようなメリットがあるのか、ほかの支払い方法に比べて便利な点とは何なのかはiD利用を検討する上で必ず知っておきたいところなのではないでしょうか。

どのようなメリットがあるのか、使うとどの点がお得になるのかなどを理解しておき、ぜひiDを検討する際の参考にしてみてください。

支払いがスムーズになる

iDのメリットの一つ目は、支払いがスムーズになるという点です。端末での決済ならばiDでなくても、QRコードやアプリを利用したバーコード決済があります。しかしいずれも端末を操作して画面を表示、読み取ってもらう必要があり、場合によっては決済直後に端末に表示された画面で「OK」の部分をクリックするなどの必要があります。

アプリを立ち上げるのに時間がかかると、ほかの方の迷惑になってしまうこともあるでしょう。待たせている間にレジに並ぶ列も増えていき、視線が気になって余計に操作しづらくなることもあります。

クレジットカード決済であればもっとスムーズですが、カードをさして暗証番号を入力したあとに、ときにはサインまで必要となるのでやはり相応の時間がかかるでしょう。

現金決済であれば当然現金を出す手間がかかり、場合によっては細かいお釣りを確認することもあります。うっかり小銭を落としてしまえばなおさらに時間がかかってしまい、ほかのお客にも迷惑がかかるでしょう。

しかし、iD決済であれば「支払いをiDで」といって専用機器を出してもらい、端末かカードをかざすだけなので非常にスムーズです。そのため、ほかの支払い方法に比べてスムーズに支払いができるだけでなく、ほんの数秒程度で支払い自体が終わるのも助かるという方も多くいます。

どのような支払方法を選択したとしても、基本的にはカードをかざす、もしくは端末をかざすだけで支払い可能なために時間がかかるということがありません。とくに行列がよくできるお店や買い物客が多い時間帯などは、さっと支払いができるのは大きなメリットです。

効率的にポイントが貯まる

iDは、電子マネーの中でも比較的効率よくポイントをためることができます。とはいっても、iD自体にポイントがあるわけではありません。基本的には紐づけてある支払方法によって、ポイントが効率よく貯められるかどうかが決まります。

とくにクレジットカードに紐づけられているのであれば、クレジットカード会社が設定しているポイントをもらうことができるでしょう。iDはもともとドコモのサービスなので、ⅾカードやdカード GOLDに紐づけしてある場合などはおサイフケータイやGoogle Pay、Apple Payを利用してiD払いをするだけで少しずつでもポイントをためることができるでしょう。貯まったポイントは、ほかの支払いなどさまざまなことに利用できます。

何よりクレジットカードが使えないお店でもiDに対応していれば使えて、クレジットカードのポイントが貯まるので、効率的にポイントをためることができます。何より日常的な小さな買い物にでもiDを利用でき、その分もクレジットカードのポイントに還元されるのでおすすめです。

ポイントの二重取りはできないうえにポイント自体は紐づけされているクレジットカードに依存しますが、その分カード会社によっては高還元率のところもあるので、できるだけ効率よくポイントを貯めるためにもよく調べてから紐づけするようにしてください。

ネット決済にも利用可能

電子マネーはインターネットでの決済には使えないものも多いですが、iDは使うことができます。クレジットカードのようにカード番号や有効期限を入力する必要もなく、必要なボタンを押すだけでさっと決済ができるので非常にスピーディーです。

ネット決済時にクレジットカードを利用すると、とくに高額な買い物をしたときなどカード番号を悪用されないか不安になることもあるでしょう。iDであれば番号の入力も有効期限の入力も何も必要がないので、不安も少なくなります。といって、何もなければそれはそれで支払いに不安を感じてしまうものです。

そんなときのために、一定の金額を超えると暗証番号を入力しなくてはいけないというシステムが存在します。もちろん、ネット決済であっても通常の店舗と同じように支払いがiDに対応している必要があります。iDで支払いをしたいと考えているのなら、まずは支払いが対応しているかどうかを事前に確認しておく必要があります。

安心のセキュリティ

携帯端末で電子マネーの支払いをするのはセキュリティ的に不安があるという方もいるでしょう。なぜなら携帯端末には、多くの個人情報が詰まっているからです。とはいえiD専用読み取り機では個人情報を抜き取ることはできないのは当然として、セキュリティ面でもしっかりとした対策がなされているので安心して利用することができます。

「ICカードロック機能」を事前設定しておくことが可能であり、何より遠隔操作でロックすることもできます。端末を置き忘れた際にも携帯端末自体にロックをかけていればすぐに不正利用されることはなく、もちろん即座にiDの使用を停止することができます。

クレジットカードとの一体型カードであれば、クレジット利用時と違って暗証番号を入力する必要がないので、暗証番号を知られて不正利用されるリスクも少ないといえるでしょう。もちろんカードが紛失や盗難にあった際には、クレジットカード会社の補償を受けることができます。そもそも携帯端末に紐づけしてあれば、カードを持ち歩くことも避けられます。

セキュリティに不安があるという方は、むしろクレジットカードや一度紛失したらあきらめるほかないプリペイド型の電子マネーではなく、一度iDを試してみるといいでしょう。

まとめ

iD利用には、多くのメリットがあります。ほかの電子マネーのように事前に現金を必ずチャージしなくてはならないというわけではなく、そのため使用金額の上限が定められているわけでもありません。とはいえ、必要であれば現金チャージ式を選べるのも、うれしいところです。

カードを持ち歩くこともできますが、携帯端末だけですべてを完結させることもできるうえに3つの中から支払方法を選ぶことができます。自分のライフスタイルに合わせた使い方ができるのでぜひ、この記事を参考に利用を検討してみてください。

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