クレジットカードは、ネット決済や毎月の固定費決済など、持っていることでとても役立つ決済ツールです。
これからクレジットカードを作ろうと考えている、特に、学生・未成年・無職の方など「自分でも作れるのだろうか?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
結論から言えば、学生・未成年・無職の方でもクレジットカードを発行することはできます!
この記事では、これからクレジットカードを作る方向けに、申込から発行までの流れについて解説していきます。
最後まで見てもらうことで、クレジットカードの申込ができるのか、どのような方法で発行ができるのか、を理解することができるので、ぜひ参考にしてみてください。
クレジットカードとは?
クレジットカードとは、商品の購入やサービスの利用をした際に、後払いで支払うことができる決済ツールです。
近年では、「キャッシュレス決済」という言葉が浸透してきたように、キャッシュレス決済の先駆けとなった決済ツールでもあります。
使うクレジットカードによって、利用したカードの締日及び支払日は異なりますが、基本的には1月単位の利用した金額を翌月に口座振替で支払う方法が一般的です。
また、クレジットカードは単に後払いができるだけではありません。
- 1回払い
- 2回払い
- ボーナス払い
- 分割払い
- リボ払い
上記のように、様々な方法や回数によって支払うことができることも、クレジットカードの特徴と言えます。
現金で支払うよりもスピーディでかつ便利な支払い方法であるため、1枚は保有しておきたい決済ツールと言えるでしょう。
クレジットカードの申し込みに必要なものは?
クレジットカードを取得するためには、申し込みが必要です。
クレジットカードは、18歳以上であれば申し込みすることができます。
ただし、ほとんどのカード会社は、高校生を除く18歳以上の方が申し込み対象となるため注意しましょう。
クレジットカードの申し込みに必要なものとしては、以下のようなものが挙げられます。
- 銀行口座
- 本人確認書類(運転免許証・健康保険証・パスポート等)
- カードを受け取るための住所
- 親権者の同意書(未成年の場合)
カードを申し込みする前にしっかりと準備して、申し込みの手続きを行っていきましょう。
銀行口座
クレジットカードを支払いする場合には、銀行口座の登録が必要です。
登録ができる銀行口座は、カード会社によって異なりますが、メガバンク・都市銀行・地方銀行は、基本的に登録することができます。
ネット銀行についても登録は可能ですが、カード会社によって登録できない銀行もあるため注意しておきましょう。
また、準備する銀行口座は、自分名義の口座が必要です。
家族名義の口座では登録できないので、自分名義の口座を準備して申し込みを行いましょう。
本人確認書類
クレジットカードの申し込みで用意する本人確認書類は、以下のような確認できる書類から2点準備が必要です。
- 運転免許証
- 健康保険証
- パスポート
- 住民票
- マイナンバーカード(表面のみ)
カード会社から本人確認書類として求められるのは、運転免許証がほとんどですが、持っていなくてもいずれか2点を提出することで申し込みは可能です。
実際に提出が必要な本人確認書類は、カード会社によっても異なるため、申し込みの段階で確認しておくと、スムーズに申し込みができるでしょう。
カードを受け取るための住所
クレジットカードを申し込み後、審査が行われ、審査に通ればカードが発行されます。
その際、カードを受け取るための住所は必ず自宅でなければ受け取ることができません。
前述した本人確認書類に記載のある自宅住所に、クレジットカードは送付が義務付けられています。
また、受取も必ず本人のみという厳重な管理のもと、発行されます。
自宅以外で受け取るケースとしては、不在票が投函されていた場合に郵便局窓口で受け取る、もしくは、店頭受取りが可能なカードのみです。
クレジットカードの発行には、カードを受け取るための住所の一致が必要ですので覚えておきましょう。
未成年の場合は保護者の同意が必要
未成年の方がクレジットカードを申し込みする場合には、必ず親権者の同意が必要です。
申し込み時に実家の住所や保護者の氏名、電話番号を入力もしくは記入する必要があります。
一般的な保護者への同意の確認は、カード会社から電話にて保護者へ連絡され、同意確認が行われます。
未成年の方は、親に黙ってカード申し込みというわけにはいきませんので、注意しておきましょう。
クレジットカード申し込みから発行までの流れ
クレジットカード申し込みから、発行までの流れについて解説していきます。
流れを簡単にまとめると以下の通りです。
クレジットカードを選ぶ
↓
クレジットカードを申し込む
↓
カード会社による審査結果を待つ
↓
クレジットカードを受け取る
クレジットカード申し込みから発行までの流れについて見ていきましょう。
クレジットカードを選ぶ
クレジットカードを申し込む上では、当然ですが、クレジットカードを選ばなければなりません。
クレジットカードを初めて作る方の中には、クレジットの機能が付いていればどれでも良い、と思う方もいるかもしれません。
しかし、自分に合ったクレジットカードを選ぶことは非常に重要です。
なぜなら、使用目的・使用店舗・使用頻度によって、その人に合ったクレジットカードが全く異なるからです。
後述している「クレジットカードを選ぶ際のポイント」をぜひ詳しく見て、カード選びの参考にしてください。
クレジットカードを申し込む
クレジットカードを選んだら、申し込みを行なっていきます。
クレジットカードの申し込み方法も、カードによって種類が異なります。
- オンライン申し込み
- 店頭申し込み
- 郵送による申し込み
- 電話による申し込み
上記の方法にて申し込みができますが、方法については後述していますので、そちらを参考にしてください。
いずれの方法でも、10分前後で申し込みは可能ですので、指定の方法にて申し込みしていきましょう。
カード会社による審査結果を待つ
クレジットカードの審査に申し込みしてから、審査の結果が出るまでの時間はカード会社によって異なります。
5分〜10分程度で結果が通知されるカード会社もあれば、数日後に通知されるカード会社もあります。
カード会社や、申込者によって審査時間が異なるため、一概にどのクレジットカードが遅いとも言えませんが、即日発行しているカードは早い傾向にあります。
即日発行ができるカード |
三井住友カード JCBカード MUFGゴールドカード エポスカード エムアイカード セゾンカードインターナショナル |
一部ではありますが、上記のようなクレジットカードは、即日発行ができるカードなので、審査結果も早いです。
審査時間が遅いから否決というわけではないので、気長に待つ必要がありますが、不安な場合はカスタマーサポートに問い合わせてみるのも良いかもしれません。
クレジットカードを受け取る
審査に無事通れば、クレジットカードを受け取ることができます。
前述したようにクレジットカードは、自宅で受け取ることが基本になるため、カードが届くのを待ちましょう。クレジットカードが届けば、その時点で利用することができます。
クレジットカードを利用する上で、受け取ったらするべきことについても解説していきます。
クレジットカードを受け取ったらするべきこと
クレジットカードを受け取ったらするべきこととしては、以下の2つです。
- クレジットカードの内容を確認する
- クレジットカード裏面に署名する
カード受取り後、次の2つをしておくことで、後のトラブルを未然に防ぐことができるので、実践しましょう。
クレジットカードの内容を確認する
クレジットカードは、カード台紙と呼ばれるケースのようなものに同封されて届けられます。
クレジットカードの内容を確認する上では、
- カード券面の氏名
- カードの基本情報
上記2点はしっかりと確認すべきポイントです。
それぞれの確認するべきポイントについてか詳しく見ていきましょう。
カード券面の氏名に間違いがないか
クレジットカードの券面には、
- カード番号
- 氏名(アルファベット表記)
- 有効期限
が印字されています。
最近では、ナンバーレスのカードが発行されていますが、それでもほとんどのカードが券面に上記の情報を表記しているのが現状です。
そのため、カード券面の氏名が間違いないかを確認して、万が一、間違いがあるようならカード会社へ連絡するようにしましょう。
カードの基本情報を確認しておく
カードの利用限度額やカード締日、支払日、利用規約など、カードの基本情報を確認しておくことも、届いてからやるべきことの一つです。
カード台紙にカードの利用限度額や、カードの締日及び支払日が記載されています。
利用限度額は、買い物に使えるショッピング枠と借入に使えるキャッシング枠があり、それぞれ使える金額の記載があります。
実際に申し込んだ時の希望枠とは異なる可能性があること、どれくらい利用できるのかを把握する点で、確認するのが望ましいです。
締日と支払日は、利用した際にいつ支払いなのかを確認しておかなければ、支払いに遅れる恐れがあります。
クレジットカードの支払いに遅れることは、今後の金融商品の審査に通らなくなる可能性があるので、絶対に避けるようにしましょう。
クレジットカード裏面に署名する
届けてやるべきこと2つ目は、クレジットカード裏面に署名をする、ということです。
クレジットカード裏面には、必ずカード会員本人の署名欄が設けられています。届いたら、直筆で自分のフルネームを記入しましょう。
裏面に署名をする必要があるのは、以下の2つの理由が挙げられます。
- サイン決済時に店員が筆跡を確認するため
- カード盗難・紛失時に保険の対象外になる恐れがある
クレジットカードを使う上では必須ですので、それぞれの理由について理解しておきましょう。
サイン決済時に店員が筆跡を確認するため
カードの裏面に署名しておく必要があるのは、店舗で利用した際に、店員の方が筆跡を確認するためです。
近年では、クレジットカードを利用した際にサイン決済(カード決済時にサインを記入して承認すること)をする機会は減ってきています。
しかし、機会は減っていても、サイン決済をする場面は必ずあるため、裏面に署名がなければお店側は確認することができません。
お店側としても、クレジットカード決済によるトラブルを防ぐために、本人確認による管理を徹底しなければなりません。
署名がないカードに関しては、利用を断られることもあるので、署名なしで使えないということがないように、届いたらすぐに記入するようにしましょう。
カード盗難・紛失時に保険の対象外になる恐れがある
クレジットカードには、必ず盗難・紛失に対する保険が付帯されていますが、署名欄に記入のないカードに関しては、保険の対象にならない恐れがあります。
カードの裏面に署名をすることは、カード会員規約でも義務付けられています。
盗難・紛失保険の適用条件としては、カードを悪用された場合のカード会員本人に故意・過失がないことが条件です。そのため、署名欄に記入がないことは、規約違反を行なっていることになり、保険の対象外になる可能性があります。
悪用の被害に遭わないためにも、必ずカード裏面の署名を行いましょう。
クレジットカードを作る方法
クレジットカードを作る方法は、前述したように主に4つの方法があります。
- オンライン申し込み
- 店頭申し込み
- 郵送による申し込み
- 電話による申し込み
それぞれの申し込み方法について解説していきます。
オンライン申し込み
今、クレジットカードで最も主流な申し込み方法は、「オンライン申し込み」です。
オンライン申し込みの特徴としては、以下の3つです。
- 24時間いつでも申し込みができる
- オンライン申し込み限定のキャンペーンがある
- 年会費の初年度無料特典がある
カード会社・利用者双方としても、オンライン申し込みが簡易的に申し込みができるので、主流になっています。
また、オンライン申し込みすることで、オンライン申し込み限定のキャンペーンや、年会費が初年度無料になる特典も設けているカードがあります。
オンライン申し込みであれば、いつでもどこでも申し込みができるので、申し込み方法としては最もおすすめと言えるでしょう。
店頭での申し込み
店頭でクレジットカードの申し込みを行うこともできます。
店頭で申し込みができるクレジットカードとしては、
- 即日発行ができるクレジットカード
- 店舗オリジナルのクレジットカード
上記2つが一般的です。
三越・伊勢丹ホールディングスが発行している「エムアイカード」やマルイが発行している「エポスカード」は店頭で申し込み、即日発行ができます。
ガソリンスタンドの「ENEOSカード」や、コンビニが発行しているような「セブンカード・プラス」は、店頭申し込みはできますが、即日発行はできません。
店頭申し込み=即日発行できると思われていることもありますが、必ずしもそうではないため注意しましょう。
店頭で申し込みすることで、店員の方に不明点を聞きながら申し込みが可能なので、不安な方でも安心して申し込みすることができます。
郵送による申し込み
クレジットカードでは、郵送による申し込みも対応しています。
オンライン申し込みに抵抗がある方は、カード会社へ書類を送ってもらい返送することで申し込みが可能です。
郵送による申し込みの場合には、以下の3点を行う必要があります。
- カード申込書にもれなく記入する
- 本人確認書類のコピーを2点添付する
- 引き落とし口座の記入と口座登録印を押印する
3つのポイントを漏れなく行い、カード会社へ返送することで申し込みが完了します。
特に注意が必要な点は、口座の登録印が違う印鑑相違のケースです。
どの印鑑で口座を登録したか分からないという方も珍しくないので注意しましょう。
印鑑相違になるとカードは届いても口座の登録ができていない状況になるため、利用した際に振込にて対応する必要が生じます。
振込の場合は手数料がかかるので、注意しましょう。
電話による申し込み
電話による申し込みですが、クレジットカード本体の申し込み自体は、電話のみ完結で行うことはできません。しかし、カード会社によっては、家族カードやETCカードの受付を電話で申し込みすることができます。
クレジットカードを申し込みするとなれば、電話にてカード会社へ連絡し、カード申込書を送ってもらって返送にて申し込みとなるため、注意しましょう。
学生・無職・未成年でもクレジットの発行は可能!
クレジットカードというと、勤め先や安定した収入が必要というイメージがあるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
学生・無職・未成年でもクレジットカードの発行は可能です!
学生・無職・未成年の方がクレジットカードを作る場合の注意点と、おすすめのカードについて紹介していきます。
未成年がクレジットカードを作る場合
未成年がクレジットカードを作るために注意してほしいポイントは以下の3つです。
- 親権者の同意が必要
- 高校生を卒業した18歳以上の申し込みが基本
- アルバイトや通っている学校があれば申告する
まず、未成年の方がクレジットカードに申し込みする場合、親権者の同意と高校を卒業した18歳以上の方、という2つの条件をクリアしていれば申し込みが可能です。
未成年の方がより審査に通るためには、申し込みする際に、アルバイトや大学、短大、専門学校など該当するものがあれば、申告するのが望ましいでしょう。
アルバイトは当然収入があるため、審査にとってプラスに評価されます。
学校へ通っていることも未成年で「無職」よりは、「学生」の方が、審査にとってプラスに評価されやすいため、審査に通るためにも申告していきましょう。
未成年の方におすすめのクレジットカード
未成年の方におすすめのクレジットカードは以下のカードです。
- イオンカード
- ライフカード
それぞれのカードの特徴について簡潔に解説していきます。
イオンカードセレクト
(公式サイト:イオンカードセレクト)
申し込み条件 | 18歳以上で電話連絡可能な方なら、お申込み可能(高校生は除くが、卒業年の1月1日からであれば可能) |
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | JCB/Visa/Mastercard |
還元率 | 基本還元率0.5% イオングループ1.0% |
付帯特典 | お客様感謝デー:5%還元 イオンシネマがいつでも1,000円 |
保険 | 盗難・紛失保険 |
イオンカードセレクトが未成年の方におすすめなのは、高校生の間に申し込みができる稀なクレジットカードであるからです。
卒業する年の1月1日から申し込みすることができるため、より早く持つことができるカードと言えます。
特典としても、イオングループで1.0%以上でポイントが貯まり、毎月20日・30日は5%OFFが受けられるなどお得なカードです。
年会費も無料なので、イオンで買い物する未成年の方は、特におすすめです!
ライフカード
(公式サイト:ライフカード)
申し込み条件 | 日本国内にお住まいの18歳以上(高校生を除く)で、電話連絡可能な方 |
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | JCB/Visa/Mastercard |
還元率 | 基本還元率0.5% |
付帯特典 | 入会年ポイント1.5倍 誕生月ポイント1.5%還元 |
保険 | 盗難・紛失保険 |
ライフカードが未成年の方におすすめなのは、申し込み条件と誕生月ポイントがお得であるからです。
ライフカードは、高校生を除く18歳以上で電話連絡ができれば、申し込みが可能なため、未成年の方でも発行できます。
また、毎年の誕生月には、ポイントが1.5%の高還元でポイントを貯めることができるのも魅力的です。
未成年でかつ学生の方であれば、「学生専用ライフカード」もあるので、そちらもおすすめです。
無職の方がクレジットカードを作る場合
無職の方がクレジットカードを作る上での注意点は、以下の2つです。
- 無職であれば審査受付不可のカードもある
- 申し込み時のキャッシング枠は0にすること
無職の方でも、クレジットカードを発行できたという方は大勢います。
しかし、審査に通らない方も当然いて、なおかつカード会社の条件として、「安定した収入がある方」という条件が付いている会社もあります。
そのため、収入関する条件がない申し込み条件のカードを選ぶようにしましょう。
また、カード申し込み時には、キャッシング枠を希望する項目がありますが、そこは必ず「0」で申請するようにしてください。
キャッシング枠が付帯すると、より審査基準が高くなるので、少しでも審査に通りやすくするために、2つのポイントを押さえておきましょう。
無職の方におすすめのクレジットカード
無職の方におすすめのクレジットカードとしては、以下の2つです。
- 楽天カード
- 三井住友カード(ナンバーレス)
2つのクレジットカードの特徴について簡潔に解説していきます。
楽天カード
(公式サイト:楽天カード)
申し込み条件 | 18歳以上(高校生を除く)の方であれば申し込み可能 |
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | JCB/Visa/Mastercard/American Express |
還元率 | 基本還元率1.0% 楽天グループ3.0%以上 |
付帯特典 | SPU:最大13倍 |
保険 | 海外旅行傷害保険(利用付帯):最高2,000万円 盗難・紛失保険 |
楽天カードが無職の方におすすめな理由としては、審査に比較的通りやすいカードであるからです。
楽天カードの申し込み条件としては、高校生を除く18歳以上になるため、無職の方も申し込みができます。実際に、無職の方でも楽天カードを発行できたという口コミも多数見られるため、おすすめです。
また、入会特典やポイント還元率も非常に高いカードなので、特典も条件も魅力的なカードと言えます。
三井住友カード(ナンバーレス)
(公式サイト:三井住友カード(ナンバーレス))
申し込み条件 | 満18歳以上の方(高校生を除く) |
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | Visa/Mastercard |
還元率 | 基本還元率0.5% |
付帯特典 | 大手コンビニ3社及びマクドナルドで最大5.0% ポイントアップモールで最大9.5%還元 |
保険 | 海外旅行傷害保険(利用付帯):最高2,000万円 盗難・紛失保険 |
三井住友カードがおすすめの理由としては、楽天カード同様に無職の方でも作ることができた実績のあるカードであるからです。
年会費も永年無料で、基本還元率は平凡ですが、以下の人気店で5%還元でポイントが貯まります。
- セブンイレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- マクドナルド
いずれも利用者の多い店舗で、タッチ決済を利用することで5%還元が受けられるため、特典もお得でおすすめです。
学生の方がクレジットカードを作る場合
学生の方が、クレジットカードを作る場合の注意点は以下の通りです。
- 携帯電話料金の支払い遅延をしない
学生の場合も、働いていない点からすれば「無職」と同じですが、クレジットカードの審査としては比較的通りやすい傾向があります。
そのため、学生の方が注意すべきポイントは1点で、携帯料金の支払い(自身名義のもの)を遅れないことが必要です。
携帯料金の支払いが遅れることで、クレジットカード審査にも大きく影響しますので、絶対に避けなければなりません。
クレジットカードを作るためにも、学生の方は携帯料金の支払い遅延には十分注意しましょう。
学生の方におすすめのクレジットカード
学生の方におすすめのクレジットカードとしては、以下の通りです。
- 三井住友カードデビュープラス(学生)
- セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード
それぞれのクレジットカードについて簡潔に解説していきます。
三井住友カードデビュープラス(学生)
(公式サイト:三井住友カードデビュープラス(学生))
申し込み条件 | 満18歳〜25歳まで学生の方(高校生を除く) |
年会費 | 初年度無料 2年目以降1,375円(税込) ※年1回でも利用があれば無料 |
国際ブランド | Visa/Mastercard |
還元率 | 基本還元率1.0% |
付帯特典 | 入会後3ヶ月は2.5% 大手3社及びマクドナルドで3.0% ポイントアップモールで最大9.5%還元 |
保険 | ショッピング補償:年間100万円まで 盗難・紛失保険 |
三井住友カードデビュープラスがおすすめな理由としては、ポイントが高還元で、最終的にはゴールドカードを持つことができるからです。
三井住友カードデビュープラスは、25歳までの学生が持つことができ、満26歳以降には三井住友カードプライムゴールドに切り替えられます。
そのため、学生時代はお得にカードを持つことができ、社会人になれば若くしてゴールドカードを持つことができる、とてもお得なカードになっています。
三井住友カードの基本還元率は、0.5%ですが、デビュープラスは1.0%で使えるので、その点もおすすめです。
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード
(公式サイト:セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード)
申し込み条件 | 18歳上のご連絡が可能な方(高校生を除く) |
年会費 | 26歳になるまで年会費無料 ※27歳から3,300円 |
国際ブランド | American Express |
還元率 | 基本還元率0.5% |
付帯特典 | 西友・サニー・リヴィンで最大5%OFF 永久不滅ポイント |
保険 | 国内・海外旅行傷害保険:最高3,000万円 ショッピング安心保険:年間100万円まで 盗難・紛失保険 |
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードがおすすめの理由としては、アメックスが年会費無料で持てるからです。
セゾンが発行しているアメックスカードですが、年会費が無料で持てるので、ステータス性から見てもお得と言えるでしょう。
しかも、セゾンの永久不滅ポイントやサニーでの最大5%割引も合わせて受けることができます。
国内外の旅行傷害保険とショッピング保険も付帯しているので、ステータス性と特典を兼ね備えたカードと言えます。
クレジットカードを選ぶ際のポイント
クレジットカードを選ぶ際のポイントは、利用目的に合わせて選ぶのが望ましいと言えるでしょう。
主に重要視してほしいポイントとしては、以下の4つが挙げられます。
- ポイント還元率
- カードの年会費
- 付帯特典
- 審査難易度
作る目的を踏まえて、それぞれ4つのポイントについて解説していきます。
ポイント還元率
クレジットカードを作る目的として、現金払いよりもお得に買い物するためにカードが欲しいという方は、「ポイント還元率」を重視して選びましょう。
クレジットカードのポイント還元率は、0.5%還元が一般的ですが、業界トップの基本還元率で言えば1.2%です。
0.7%という率は少なく見えるかもしれませんが、その差はとても大きいです。
例えば、月に5万円、カードを使う方であれば、年間60万円使うことになるので、それぞれの還元率を比べると以下の通りです。
- 0.5%還元→3,000ポイント
- 1.2%還元→7,200ポイント
年間で4,200ポイントも差があるので、この差は一目瞭然です。
もちろん、利用する金額が多ければ多いほど、還元により受けられる差は大きくなるので、よりお得にカードを使いたいという方はポイント還元率で選んでいきましょう。
ポイント還元率の高いクレジットカード
ポイント還元率でカードを選びたい方向けに、ポイント還元率の高いカードをまとめました。
カード名称 | 基本還元率 | 優待店還元率 |
リクルートカード | 1.2% | 最大4.2% |
楽天カード | 1.0% | 3.0%以上 |
三井住友カードデビュープラス | 1.0% | 最大3.0% |
JCB CARD W/JCB CARD W plus L | 1.0% | 最大5.5% |
dカード | 1.0% | 最大4.0% |
au PAYカード | 1.0% | 最大2.5% |
ポイント還元率で選ぶのであれば、基本還元率が高いカードで選ぶのが望ましいです。
基本還元率の高いカードで、かつ、普段から買い物するようなお店が、優待店であるカードが最も理想的な選び方と言えるでしょう。
例えば、JCB CARD Wは、スターバックスで最大5.5%の還元が受けられたり、Amazonで2.0%など該当のお店を利用する方は、特におすすめです。
基本還元率と優待還元率を踏まえて、クレジットカードを選んでいくことで、よりお得に使うことができます。
カードの年会費
クレジットカードを作る目的として、とりあえず持っておきたい方や、一時的に必要になった方などは、「年会費」で選ぶことをおすすめします。
クレジットカードの利用頻度が多くない方でも、必要になるケースは多いので、年会費がかからないカードを持っておくことで無駄なく利用できます。
年会費で選ぶ際に注意したいポイントは、2年目以降に年会費がかかるカードを選ばないということです。
クレジットカードは、初年度年会費無料でも、2年目以降は使わなければ年会費が取られるケースも多いので、永年無料のカードを選んでいきましょう。
年会費永年無料の人気カードは以下のようなものがあります。
- 楽天カード
- イオンカード
- エポスカード
- 三井住友カード(ナンバーレス)
- VIASOカード
- リクルートカード
- dカード
- ライフカード
ぜひ参考にしてみてください。
付帯特典
クレジットカードを作る目的として、還元率以外にもお得な特典が付帯しているカードを選びたい方は、「付帯特典」で選んでいきましょう。
ただ、「付帯特典」で選ぶ際には、どのくらいの年会費を払うことができるのかによってもランクが異なってきます。
ゴールドクラス以上のカードになれば、当然付帯特典も豊富になりますが、初めてカードを作るうちは安価な年会費で「付帯特典」があるカードを選ぶのがおすすめです。
付帯特典がある安価な年会費のカードをいくつか紹介していきます。
エポスカード
(公式サイト:エポスカード)
申し込み条件 | 日本国内在住の満18歳以上の方(高校生を除く) |
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | Visa |
還元率 | 基本還元率0.5% |
付帯特典 | 1万店以上で受けられる優待特典 「マルオとマルコの7日間」:10%割引 |
保険 | 海外旅行傷害保険(利用付帯):最高500万円 盗難・紛失保険 |
エポスカードは、年会費無料でかつ優待特典が豊富に受けられるカードです。
「エポトクプラザ」という会員専用の優待サイトは、全国1万店以上の店舗で優待特典が受けられます。
- ノジマ:エポスポイント5倍
- アパホテルズ&リゾーツ:エポスポイント5倍
- モンテローザグループ:エポスポイント5倍
- ビッグエコー:エポスポイント5倍・料金割引
- タイムズカーレンタル:ワゴンクラス45%・コンパクトクラス35%割引
上記のようなポイント還元や割引が受けられるので、非常にお得です。
さらに、海外旅行傷害保険も付帯しているので、年会費無料で付帯特典が豊富な代表カードと言えます。
リクルートカード
(公式サイト:リクルートカード)
申し込み条件 | 18歳以上で安定した収入のある方、または18歳以上の学生の方(高校生を除く) |
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | JCB/Visa/Mastercard |
還元率 | 基本還元率1.2% |
付帯特典 | リクルートグループで最大4.2%還元 |
保険 | 海外旅行傷害保険(利用付帯):最高2,000万円 国内旅行傷害保険(利用付帯):最高1,000万円 ショッピング保険:年間200万円 盗難・紛失保険 |
リクルートカードも年会費無料で、付帯特典、特に保険が充実しているカードです。
- 海外旅行傷害保険
- 国内旅行傷害保険
- ショッピング保険
上記保険が、年会費無料でも付帯しているため魅力的で、基本還元率も業界最高の1.2%還元のカードなので、とてもお得なクレジットカードです。
ローソンやじゃらん、ホットペッパーなどのリクルートグループでの利用も還元率が最大4.2%になるため、総合的に見てお得なカードと言えるでしょう。
審査難易度
とにかくクレジットカードが欲しいけれど、審査に通るか不安、自信がないという方は審査難易度を基準に選ぶのがおすすめです。
ただ、審査難易度については、カード会社が正式に公表しているものではないため、100%審査に通るというわけではありません。
それでも審査に通りやすいカードは、
- 即日発行ができるカード
- 消費者金融系カードや流通系カード
が比較的通りやすい傾向にあると言われています。
具体的にカードを紹介すると、以下の通りです。
- ACマスターカード
- 三井住友カードRevoStyle
- 楽天カード
- エポスカード
- イオンカード
- リクルートカード
上記のようなカードが比較的通りやすい傾向にあるので、参考にしてみてください。
まとめ
クレジットカードの申し込みから発行までについて解説してきました。
未成年・無職・学生の方でもクレジットカードは発行することができます。
「欲しいけどカードが作れない」と思い込んでいる方は、必ずしも発行できないわけではなく、しっかりとポイントを抑えることで審査に通ることができるでしょう。
ぜひ申し込みの際には、この記事での申し込みから発行までのポイントと、おすすめのカードを参考にしながらクレジットカードを作ってみてはいかがでしょうか。