ドローンは世界規模で注目されている機器です。
世界でドローンが製造され、DJI、Parrot、3DRobotics(スリーディロボティクス)などの巨大ドローンメーカーも誕生しています。
日本でもドローン製造を積極的に今後取り組んでいこうとしている制作会社があります。
今回は日本でドローン製造に関わる制作会社を紹介します。
ドローンに関心をお持ちであればぜひ一読ください。ドローン市場は現在とても熱くなっています。
ヤマハ発動機
ヤマハ発動機は、日本でドローンを製造している会社です。
ヤマハと言えば、楽器やバイクというイメージが強い企業ですが、多角経営が得意なメーカーであり、ここへ来てドローン製造にも着手しています。
ヤマハ発動機は現在、日本の産業用ドローンの最大手です。
現在日本においてドローンを有効的に活用して農薬散布の作業をしている農家の方々が多くいます。
ドローンには既にいろいろなシーンでのニーズが存在し、農家でも現在36%の方々がドローンを活用しているといいます。
その方々の多くはヤマハ発動機のドローンを利用しているということです。
海外にもドローンを製造しているメーカーがありますが、なんと言っても一番信頼することができるドローンメーカーは日本企業ということになるのではないでしょうか。
ヤマハというネームバリューだけでも安心感が生まれてきます。
ヤマハ発動機で作られているドローンには、「RMAX Type ⅡG」、「FAZER」などがあります。
例えば、「RMAX Type ⅡG」は、みなさんに安心かつ安全に利用していただきたいという思いから作られたドローンです。
GPSによる速度制御機能などのオペレータ制御を補助する様々な機能が追加されており、ドローンを操縦する方々の負担を最小限に留めることができます。
また、「FAZER」は、ヤマハにおいて攻める農業を実現する産業用無人ヘリというセールスポイントのもと販売されたドローンです。
そこには汎用性アップ、環境規制への配慮が実現されています。
enRoute(エンルート)
次に紹介するジャパニーズドローン制作会社は、enRoute(エンルート)です。
enRouteはヤマハほどの知名度はないのかと思いますが、そもそもラジコン模型のメーカーなので、ドローン制作会社としてのノウハウは既に充分蓄積された企業です。
enRouteという企業は、日本のドローン業界を牽引するパイオニア的存在として注目されています。
当然enRouteでは世間がにぎわいを見せる以前からドローンという存在に注目をしていました。
どこよりも早くドローンの設計に関わり、様々なテストを行い既に膨大なデータ、ノウハウを蓄積しドローンを制作しています。
enRouteの人気商品は、「Zion シリーズ」です。
enRouteではドローン制作に関わるだけでなくドローンパイロット養成アカデミーの運営に関わり、ドローンニーズに大きく貢献しています。
TEAD
次に紹介するジャパニーズドローン制作会社は、TEADです。
TEADはいろいろな用途にマッチングした業務用マルチコプターを制作しているメーカーです。
TEADでは農業用、映像制作用、また、サーモカメラ付ドローンが制作・販売されています。
またTEADで開発された薬剤散布用ドローンDAX04は、農林水産航空協会から性能認定を受けた実績があります。
TEADは一般社団法人農林水産航空協会指定の教習施設「TEAD教習所」の運営も行い、ドローン業界の今後の成長に一役を担う制作会社です。
PRODRONE
次に紹介するジャパニーズドローン制作会社はPRODRONEです。
PRODRONEは名古屋市に本社のあるドローン制作会社です。
PRODRONEというドローン制作会社が現在目標としているものは、ボタンひとつで何もかも完了できるドローンです。
PRODRONEのような制作会社が一歩リードして、そのような世界はきっと実現することができるのではないでしょうか。
PRODRONEでは、ハイクオリティーでハイスペックの産業用ドローンを制作しています。
またベーシックなタイプを基盤とし、それぞれの業務の内容に応じカスタマイズも可能なヘリコプター型ドローン(PDH-03)であったり、プロペラユニット取り付け自由のドローン(PDH-03)、多関節アームを持つドローン(PD6B-AW-ARM)などが開発されています。
今後、PRODRONEで制作された業務に特化したドローンがますます日本の産業を変え、後押ししていくことでしょう。
AMUSE ONESELF
次のジャパニーズドローン制作会社はAMUSE ONESELFです。
AMUSE ONESELFは、大阪に本社があるドローン制作会社です。
AMUSE ONESELFでは折りたたむことができるドローンや、軽量・長時間飛行可能なドローンなどが制作されています。
また現在AMUSE ONESELFでは、重い荷物を運ぶことができるドローンも開発中です。
今後のドローンの課題はやはりいかにして重い荷物を移動させることができるかということです。
そのような課題ともAMUSE ONESELFという制作会社は真っ向から向きあってくれることでしょう。
さらに、AMUSE ONESELFではエジプトのピラミッドをドローンで3Dで計測した実績がありテレビで大きく紹介されたこともありました。
まとめ
いかがでしょうか。今回は日本で活躍しているドローンの制作会社を紹介しました。
日本のドローン制作会社も決して海外に劣る訳ではありません。
現在、海外がジャパニーズドローン制作会社に注目してる状況もあります。
実際に今回紹介したのは日本でドローンを制作している一部の企業です。
今後他の企業が大きく紹介した企業よりもリードするということもあるかもしれません。