「LINEMO」は、ソフトバンクが適用している新しい格安プランです。
以下のような人にとてもおすすめです。
ただし、オンラインでの手続きに限定されたり、家族割などの割引サービスが適用されなかったりするなど、必ずしもすべての人におすすめとなるわけではないので注意が必要です。
この記事では、LINEMOとはどんなプランなのか、ソフトバンクのほかのプランや格安SIMと比較した位置づけを解説します。
メリット・注意点を余すことなく解説するので、この記事を読めば、ご自身にとってLINEMOが最適な選択肢になるのかどうかが必ずわかりますよ。
※この記事は、2021年6月時点の情報です。
LINEMOをおすすめできるのはこんな人!
結論から申し上げると、LINEMOは以下のような人におすすめです。
それぞれ具体的にどのような人におすすめなのか、詳しく見ていきましょう。
LINEを使うことが多い人
LINEMOは、LINEの利用頻度が高い人にはとくにおすすめです。
「LINEギガフリー」という機能によって、LINEのトークや音声通話などをデータ通信消費0で使用できるからです。
これは、同じ格安20GBプランであるドコモのahamo、auのpovoには存在しない独自のサービスであるため、LINEMO独自のメリットといえますよ。
でも、LINEの利用頻度が低かったり、文章のみを送る機会がほとんどなら、あまり大きなメリットにはならないかもしれないよ
LINEをそれほど利用しない人には、同じくソフトバンク回線を利用しているソフトバンクやワイモバイルのほうがお得になるかもしれません。
オンラインで手続きが問題なくできる人
LINEMOは、店舗や電話で申し込みができないため、オンライン手続きを問題なくできる人におすすめです。
契約だけではなく、サポートもすべてオンラインで問い合わせする必要があります。
そのため、オンラインでの手続きが苦手な人や周囲にサポートしてくれる人がいない場合は、手続きや悩みが出た際に手こずってしまうかもしれません。
オンラインから契約することはそれほど難しいわけではないため、手順どおりに進めれば問題なく申し込めますよ。
オンラインから契約する方法を記載しておくので、自力でできそうか判断してみてください。
LINEMOでサポートを受ける際の方法についても紹介しておきましょう。
先述したとおり、LINEMOのサポートはソフトバンクやワイモバイルの店舗・電話で受けられません。
LINEMOカスタマーサポートか、公式LINEアカウントのいずれか利用しやすいほうからチャットで問い合わせする必要があることを覚えておきましょう。
ソフトバンクや格安SIMからのプラン変更を検討している人
LINEMOはソフトバンク回線をそのまま利用しているので、格安SIMより安定した速度でインターネットを利用できます。
格安SIMから乗り換えた際、快適に利用できるのはもちろんのこと、現在ソフトバンクを利用している人でも違和感なく乗り換えられるでしょう。
ただ、現在ドコモやauを利用している場合、乗り換えはあまり得策ではありません。
利用回線が変わることで速度が落ちてしまったり、通信がつながりづらくなったりしてしまうからです。
LINEのヘビーユーザーでもない限りは、ドコモやauからLINEMOに乗り換えるのはあまりおすすめしないよ
ここでいうヘビーユーザーとは、LINEMOの月間データ容量20GBの大半をLINE利用で使い切る人のことを指しています。
たとえば、LINEは1時間の音声通話で18MBかかるため、20GBをすべて利用する場合、月間で1,111時間は通話できます。
また、LINEで音声通話なしトークだけを使用する場合、1GBで50万通も送れるのです。
トークだけで20GB使い切ろうとするなら、月間で1,000万通はやり取りをしなければならないわけだね
そのくらいLINEを利用しているヘビーユーザーならば、ソフトバンク以外のキャリアからでもLINEMOへの乗り換えはおすすめです。
ただ、いくらLINEを利用する頻度が多い人でも、さすがに音声通話やトークをこれほど使う人はほとんどいないでしょう。
そのため、ドコモやauから乗り換える人には、基本的にLINEMOへの乗り換えはおすすめできません。
ドコモユーザーであればahamo、auユーザーであればpovoをまずは検討しよう!
スマホでソフトバンク回線を毎月1GB以上使っている人
LINEMOは、ソフトバンク回線を月間1GB以上使っている人にもおすすめですよ。
なぜなら、ソフトバンクの1GB以上のプランより、LINEMOの料金のほうが安くなるためです。
【ソフトバンクとLINEMOの比較表】
1GB以上のプラン | 月額料金 | |
---|---|---|
LINEMO | スマホプラン | 2,728円 |
ソフトバンク | ミニフィットプラン | 3,278円 |
※ソフトバンクのミニフィットプランはSoftbank光へ加入した際の料金
※ソフトバンクのミニフィットプランは2GBまでの料金を掲載
上記のソフトバンクの欄は、Softbank光へ加入した際の料金です。
Softbank光へ加入していないと、0~1GBのデータ容量でも月額3,278円かかってしまいます。
この時点でLINEMOより高い金額なので、どんなに毎月のデータ通信量が少ないといってもLINEMOより高くついてしまいます。
上記のように、自分の使用状況に合わせたプランを選びましょう。
スマホで電話を発信する機会が多い人
データ使用量が少なくても通話する機会が多ければ、かけ放題があるLINEMOは十分選択肢に入ります。
ソフトバンクやワイモバイルにもかけ放題オプションはあるので、「わざわざLINEMOを選ぶ必要はないのでは?」と思う方もいらっしゃるでしょう。
たしかに、以下の表からもわかるように、かけ放題オプションを追加した場合でも各社の合計料金にそれほど大差ありません。
【かけ放題を加えた低容量プラン】
データ容量 | 月額料金 | かけ放題の料金 | 合計金額 | |
---|---|---|---|---|
LINEMO スマホプラン | 0〜20GB | 2,728円 | 1,650円 | 4,378円 |
ワイモバイル シンプルS | 0〜3GB | 2,178円 | 1,870円 | 4,048円 |
ソフトバンク ミニフィットプラン | 0〜1GB | 2,178円 | 1,980円 | 4,158円 |
LINEMOよりほか2社のほうが合計金額は安いため、ソフトバンクかワイモバイルをお得に感じる人も多いでしょう。
ただLINEMOは、データ容量を20GBまでカバーしたうえでの料金であることを見落としてはいけません。
データ容量を17〜19GBも多く使えるうえ、数百円しか差がないのであれば、LINEMOは十分選択肢に入ってきますよね。
しかし先述したとおり、LINEMOには20GB以上のプランがないので、それ以上の容量が必要な場合は、かけ放題オプションをつける場合でも他社を選ばざるを得ません。
その際は、20〜25GBまでならワイモバイル、25GB以上ならソフトバンクの無制限プランを選ぶといいですよ。
LINEMOはソフトバンクのオンライン限定格安プラン!
LINEMOは、あくまでソフトバンクが提供するプランの1つです。
店舗で契約できなかったり、サポートが受けられなかったりする分、20GBの中容量を格安で利用できるわけですね。
【概要表】
料金 | 2,728円 |
---|---|
容量 | 20GB |
データ繰り越し | × |
通信速度 |
平均下り速度:41.47Mbps 平均上り速度:11.64Mbps |
制限時の速度 | 最大1Mbps |
エリア | ソフトバンク回線エリア |
5G対応 | ○ |
通話 | 22円/30秒 |
通話オプション |
・1回5分かけ放題:550円 ・無制限のかけ放題:1,650円 |
家族割など | × |
キャリアメール | × |
eSIM | ○ |
テザリング | ○ |
契約 (店舗 or オンライン) |
オンラインのみ |
サポート | オンラインのみ |
契約期間 (違約金) |
0円 |
キャンペーン |
・通話オプション割引 ・LINEスタンププレミアムポイントバック ・LINEMOサービス開始記念Twitterキャンペーン |
LINEMOは、LINEモバイルが「ソフトバンクの1プランとして形態を変えたサービス」という背景があります。
LINEモバイルの既存ユーザーであれば、乗り換え不要でそのままLINEMOを使えるわけです。
概要が掴めたところで、LINEMOにどのようなメリットがあるのか気になってきた人も多いのではないでしょうか。
ここからは、LINEMOの契約があなたにもたらす、プラスの効果について解説していきます。
LINEMOのここがおすすめ!8つのメリットを解説
ここまで解説してきたように、LINEMOにはLINEをデータフリーで利用できるメリットがあります。
ただ、LINEMのメリットはそれだけではありません。
いくつもあるので、一つずつ確認しておきましょう。
上記8つのメリットについて、それぞれ詳しく掘り下げていきます。
①各種手数料・違約金が無料
LINEMOは、契約時にかかる事務手数料やSIMカードの発行手数料など、手数料がすべて無料です。
LINEMOを解約する際の違約金についても無料なので、解約時のことを考えて契約を躊躇っている人でも手軽に利用できます。
「他社の手数料や違約金はどれくらいかかるの?」と気になる人もいらっしゃると思うので、LINEMOとあわせて比較し表にまとめました。
【手数料と違約金の比較表】
手数料 | 違約金 | |
---|---|---|
LINEMO | 0円 | 0円 |
ahamo | 0円 | 0円 |
povo | 0円 | 0円 |
楽天モバイル | 0円 | 0円 |
UQモバイル | SIMカード発行料:3,300円 | 0円 |
ワイモバイル | 事務手数料3,300円 | 0円 |
mineo | 事務手数料3,300円 SIMカード発行料:440円 | 0円 |
このように、他社には手数料がかかるところもいくつかあるため、LINEMOは良心的だといえるかもしれませんね。
②LINEがデータカウントフリーになる
LINEMOは、「LINEギガフリー」サービスがあり、LINEアプリのトークはもちろん、音声通話やビデオ電話までデータ消費0で利用できます。
LINEのデータフリーはpovoやahamoではないサービスだから、LINEMOの1番の強みといえるよ!
ただ、LINEサービスのすべてをデータフリーで使用できるかというと、そうではありません。
対象外となるサービスもあるので、LINEMOを契約する前に確認しておきましょう。
上記ではスタンプショップの利用が対象外となっていますが、今LINEMOに申し込めば、キャンペーンで「LINEスタンプ プレミアム」を無料で利用できます。
LINEスタンプ プレミアムキャンペーンについては、『LINEスタンプ プレミアム ポイントバックキャンペーン』で詳しく解説しています。
③一律2,728円の格安料金
LINEMOでは、月間20GBまでなら一律2,728円の格安料金で利用できます。
LINEMOの月額料金がどれほど格安か、ソフトバンクのギガモンスターデータ定額20GBプランと比較してみましょう。
【ソフトバンクの過去プランとの比較表】
LINEMO | 2,728円 |
---|---|
スマ放題+ギガモンスター (データ定額20GB) |
9,900円 |
表からわかるように、LINEMOはソフトバンクの過去プランより7,000円以上も安く運用できます。
ソフトバンクの上記プランでは途中で2年割がなくなるため、利用期間によってはより高い月額料金が発生していました。
ただLINEMOでは、利用期間に関わらず、ずっと一律料金2,728円で利用できます。
他社の同容量帯プランの月額料金とも比較したので、参考にしてください。
【同容量帯プランの料金比較表】
容量 | 月額料金 | |
---|---|---|
LINEMO | 20GB | 2,728円 |
ahamo | 20GB | 2,970円 |
povo | 20GB | 2,728円 |
楽天モバイル | 20GB | 2,178円 |
UQモバイル | 15GB | 2,728円 |
ワイモバイル | 15GB | 3,278円 |
mineo | 20GB | 2,178円 |
他社格安プランや格安SIMと比較しても、比較的安いことがわかります。
④月間20GBまでソフトバンクの高速通信を使える
LINEMOでは、月間20GBまでソフトバンクの高速通信をそのまま使えます。
ただ、初めて利用する人や普段のデータ使用量を把握していない人にとっては、月間20GBで自分が満足できるのか不安になることもあるでしょう。
「MM総研」の大手キャリアや格安SIM会社ユーザーに対するアンケートによると、日本人のスマホ月間使用容量は7GB程度であることがわかっています。
月間20GB使用できるLINEMOであれば、ほとんどの場合で十分快適に利用できるということですね。
上記でもお話ししたように、LINEMOはソフトバンク回線をそのまま利用しています。
そのため、格安SIMよりも速度が出やすく、安定しているというメリットもあります。
全国的に広いエリアをカバーしており、都会だけではなく地方で利用できる可能性が高いことも魅力的です。
対応エリアと対応端末であれば、高速大容量の5G回線を無料で利用もできますよ。
⑤速度制限にかかっても中速で通信できる
LINEMOでは、速度制限にかかっても最大1Mbpsの中速で通信可能です。
これまでのソフトバンクのプランでは、速度制限にかかるとその速度は最大128kbpsでした。
そこから考えると、LINEMOの速度制限「最大1Mbps」というのはLINEMOユーザーにとって大変助かる速度だといえるでしょう。
128kbpsでは、LINEやメールのやり取りはできても、動画視聴はスムーズにできません。
一方、1Mbps程度出るのであれば、基本的な利用ではそれほど不自由することはないはずです。
1Mbpsあれば、ネット検索をスムーズにできたり、高画質にこだわらなければ動画も問題なく視聴できたりするので、それほど速度制限を気にすることなく利用できますよ。
⑥オプションでかけ放題を追加できる
LINEMOは、月額料金を支払えば「1回5分かけ放題」と「無制限のかけ放題」のオプションが追加できます。
月額2,970円を掲げるドコモのahamoとは異なり、LINEMOにはかけ放題オプションはついていません。
その分、LINEMOは月額料金が242円安いです。
通話オプションをつけるかどうかは、ライフスタイルで判断するといいでしょう。
他社の通話オプションとも比較したので、オプション料金の違いに注目してご覧ください。
【通話オプションの比較表】
LINEMO | 1回5分かけ放題 | 550円 |
---|---|---|
無制限のかけ放題 | 1,650円 | |
ahamo | 1回5分かけ放題 | 無料 |
無制限のかけ放題 | 1,100円 | |
povo | 1回5分かけ放題 | 550円 |
無制限のかけ放題 | 1,650円 | |
楽天モバイル | アプリ利用でかけ放題 | 無料 |
UQモバイル | 1回10分かけ放題 | 770円 |
月間60分までかけ放題 | 550円 | |
無制限のかけ放題 | 1,870円 | |
ワイモバイル | 1回10分かけ放題 | 770円 |
無制限のかけ放題 | 1,870円 | |
mineo | アプリ利用でかけ放題 | 無料 |
1回10分かけ放題 | 935円 | |
月間30分までかけ放題 | 924円 | |
月間60分までかけ放題 | 1,848円 |
このように、LINEMOの通話オプション料金は、高くもなく安くもない平均的な価格であることがわかりますね。
⑦テザリングが無料で使える
LINEMOでは、テザリングを無料、かつ申し込み手続きも不要で利用できます。
テザリングを利用すればスマホをWi-Fiルーター代わりに使用できるので、タブレットやパソコンを別途お持ちの方は助かるのではないでしょうか。
⑧海外ローミングも使える
LINEMOは、無料の国際ローミングオプションによって海外でもスマホを利用できます。
ただ、対象となる契約形態が限られており、場合によっては契約できないケースもあります。
契約状況 | |
---|---|
新規契約 | 加入不可 |
MNP/番号以降 | 加入可 |
新規契約だと「加入不可」と書きましたが、課金開始から4ヶ月経過した5ヶ月目からは無料で加入できます。
申し込みの際は、LINEMOの「My Menu」からログインして手続きを進めてください。
申し込みが完了すれば、アメリカやヨーロッパ、オセアニア、アフリカ、アジア、中東のさまざまな国でLINEMOを利用できます。
海外使用時にかかる料金は、音声通話料金とデータ通信量です。
データ通信サービス「海外パケットし放題」に加入することで、25MBまで1日0円~1,980円、25MB以上は1日2,980円で利用できます。
利用バイト数(最大) |
海外パケットし放題 |
|
---|---|---|
適用前 |
適用後 |
|
25MBまで |
0円~51,119円 |
0円~1,980円/日 |
25MB以上 |
51,200円~ |
2,980円/日 |
LINEMOのここに注意!5つの注意点を解説
LINEMOのメリットについて解説したので、次はLINEMOに関する5つの注意点についても解説していきます。
上記5つの注意点について詳しく掘り下げていきましょう。
①手続き・サポートはすべてオンラインのみの受付
先述したとおり、LINEMOは店舗での手続きやサポートに対応しておらず、すべてオンラインで済ませる必要があります。
店舗サービスに対応していないと言われてもピンとこないと思うので、店舗だからこそできるサービスを一覧にしてまとめました。
LINEMOでは、上記すべてのサービスを店舗で受けられません。
ただ、ほとんどの手続きは簡単にオンラインでできるため、「オンラインでしか申し込めないのか…」と深刻にとらえなくても大丈夫です。
②データの繰り越しができない
LINEMOでは、一部の格安SIMで利用できる「データ繰り越し」に対応していません。
現在、ソフトバンクのほとんどのプランやワイモバイルでもデータ繰り越しはできないので、それほど注意すべきことだと感じる必要もないでしょう。
ただし、もし毎月のように20GBを超えて速度制限にかかってしまう場合は、ソフトバンクの無制限プランへの変更やモバイルWiFiとの併用も検討してみましょう。
③キャリアメールが使えない
ソフトバンクからLINEMOに乗り換えると「〜@softbank.ne.jp」などのキャリアメールが使えなくなります。
そのため、現在WEBサービスの登録にキャリアメールを指定している場合は、新たにフリーメールを取得する必要があります。
④スマホ回線をほぼ使わない場合はむしろ割高になる
先述したとおり、LINEMOは3GB〜20GBまでの利用ならソフトバンク回線を安く利用できます。
しかし、他社にはミニフィットプランなど超低容量プランもあるため、スマホをほとんど使わない月はむしろ割高になる可能性があります。
【ミニフィットプランとの料金比較表】
月額料金 | |
---|---|
LINEMO | 4,378円(2,728円+かけ放題1,650円) |
ミニフィットプラン |
〜1GB以下:2,178円
ソフトバンク光へ加入していない場合は、0~1GBのデータ容量でも月額3,278円かかる |
このように、1GB以下の利用ではLINEMOのほうが割高です。
そのため、ほとんど使わないライトユーザーはミニフィットプランを継続したり、他社格安SIMに乗り換えたりするほうがよいでしょう。
2GB以上使う場合は、LINEMOを検討して問題ありません。
また、モバイルWiFiや光回線などを別途契約している人も、ミニフィットプランか格安SIMに乗り換えたほうが割安で運用できる可能性が高いです。
自宅のWi-Fiの有無や外出先での利用頻度を考慮して、最適のプランを選ぶことが大切です。
⑤家族割やセット割などの割引サービスが適用できない
LINEMOは、ソフトバンクやワイモバイルで受けられる、家族割やセット割などの割引サービスが適用できません。
ソフトバンクからLINEMOに乗り換えることで適用できなくなる割引について、一覧にしてまとめました。
また、自分以外の家族が家族割を利用している場合、使用しているLINEMOの端末は家族割のカウントから外されてしまいます。
ahamoやpovoではカウントされるため、やや気になる注意点であることは間違いありません。
LINEMOで実施中のキャンペーン
LINEMOで実施されている3つのキャンペーンについても紹介しておきましょう。
ここからは、上記3つのキャンペーンについて、おすすめポイントや条件を掘り下げていきます。
10,000円相当あげちゃうキャンペーン
LINEMOを新しい番号で契約するか、他社からの乗り換えで、PayPayボーナス10,000円相当がもらえるキャンペーンです。
「キャッシュバックの受け取りは数ヶ月後!」としているところも多い中、このキャンペーンでは、特典を開通日の翌々月末には受け取れます。
ただ、ソフトバンクとワイモバイルから乗り換えの場合は対象外のキャンペーンなので、注意してください。
ギフトカード受け取り後は、30日以内にPayPayにチャージしないと特典が受け取れないので、早めに受け取るようにしましょう。
通話オプション割引キャンペーン
5分以内の国内通話が無料になる、月額550円の「通話準定額」オプションを、1年間、無料で利用できるキャンペーンです。
国内通話がかけ放題になる月額1,650円の「通話定額」オプションについても、550円割引された月額1,100円で1年間、利用できます。
【通話オプション割引額】
通常料金 | 割引額 | 割引後の料金 | |
---|---|---|---|
1回5分かけ放題 | 550円 | 550円 | 0円 |
無制限のかけ放題 | 1,650円 | 550円 | 1,100円 |
見落としがちですが、このように通話準定額オプションだけではなく、通話定額オプションも550円割引されるのはうれしいポイントですね。
ただ、通話オプションに加入した時点ではなく、あくまで「スマホプラン加入」から1年間無料になるキャンペーンだという点には注意してください。
通話オプションに加入したときから1年間割引されるわけではありません。
通話機会が多い人は、できるかぎり早めに加入したほうがお得です。
LINEスタンプ プレミアム ポイントバックキャンペーン
LINEMOのサブスクサービス「LINEスタンププレミアム」の月額料金240円を、LINEポイントで還元する形で無料にできるキャンペーンです。
LINEスタンププレミアムに加入すれば、700万種類以上のスタンプや絵文字を、すべて無料で利用できます。
毎月更新されるスタンプもすべて無料なので、有料スタンプを購入することが多い方にとっては、大幅な節約につながるでしょう。
LINEスタンプ プレミアムのベーシックかデラックスコースに加入して、LINEMO公式アカウントとLINEを連携するだけで、簡単に適用できますよ。
LINEMOをお得に申し込む方法
LINEMOをお得に申し込む方法を、ソフトバンクからの「プラン変更」と他社からの「乗り換え」にわけて解説します。
プラン変更の場合
ソフトバンクからプラン変更でLINEMOへ乗り換える場合でもMNPは必要です。
MNPが必要とはいえ、「MNP予約番号」を取得する必要はないので、他社から乗り換えるよりは簡単に手続きできますよ。
ちなみに、ソフトバンクからLINEMOへプラン変更する場合、その際にかかる契約解除料、乗り換え手数料、LINEMOでの新規契約時にかかる事務手数料はすべて無料です。
以下の手順どおりに進めればスムーズに移行できますよ。
ソフトバンクで購入した端末をLINEMOで利用する場合は、プラン変更でもSIMロック解除が必要です。
事前に済ませておきましょう。
乗り換えの場合
一方、他社から乗り換える場合は、MNP予約番号の取得が必要です。
各キャリアでMNP予約番号を取得したあと、以下の手順でスムーズに申込手続きを進めてください。
先述したとおり、LINEMOはLINEモバイルからの乗り換えなら無料であることも覚えておきましょうね。
LINEMOに関するQ&A
LINEMOについてよくある質問を、Q&A形式で4つ紹介します。
よくある質問は、下記のとおりです。
さっそく見ていきましょう!
LINEMOはどんな人におすすめ?
LINEMOは、LINEの利用頻度が高い人やオンライン手続きが問題なくできる人などにおすすめです。
LINEMOがおすすめの人については、『LINEMOをおすすめできるのはこんな人!』でより詳しく解説していますよ。
LINEMOにはどんなメリットがある?
LINEMOには、LINEのデータカウントがフリーになったり、0〜20GBまで一律2,728円で利用できたりするメリットがあります。
各メリットについての詳しい解説は、『LINEMOのここがおすすめ!8つのメリットを解説』を参考にしてください。
LINEMOに注意点はある?
LINEMOには、店舗での契約やサポートに対応していなかったり、家族割やセット割が受けられなかったりなど、いくつか注意点があります。
各注意点についての詳しい解説は、『LINEMOのここに注意!5つの注意点を解説』を参考にしてください。
LINEMOの申込方法が知りたい
LINEMOは、ソフトバンクからプラン変更する場合と他社から乗り換える場合で申込方法が異なります。
他社から乗り換える場合はMNPの必要がありますが、ソフトバンクからプラン変更する場合は不要です。
詳しい申し込み方法については、『LINEMOをお得に申し込む方法』で解説しているので、そちらをご覧ください。
まとめ
今回は、LINEMOの契約を検討している人に向けて、おすすめの人やメリット、注意点について詳しく解説してきました。
まずはLINEMOのメリットについておさらいしておきましょう。
LINEMOを契約するなら、メリットだけではなく注意点を把握しておくことも重要です。
上記のメリットと注意点から、LINEMOは以下のような人におすすめできます。
今回の記事を参考にして、自分がLINEMOに合っていると思ったなら、ぜひ前向きに検討してみてくださいね。