ドローンの操縦に資格は必要?おすすめ認定試験も紹介!!

ドローンの操縦に資格は必要?おすすめ認定試験も紹介!! ドローン
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ドローンの操縦に資格が必要なのか、知らない人は多いでしょう。

近年はドローンの人気が出てきて、個人でも操縦する人が増えてきました。

車の無免許運転のように、ドローンも無免許で逮捕されるのは嫌ですよね。

この記事では、ドローンの操縦に資格が必要かどうかについて詳しく解説し、さらに様々な認定試験に関しても紹介します。

この記事を読めば、ドローンの操縦に関する知識を得ることができるでしょう。

ドローンの操縦に資格は必要?

ドローン

2022年11月現在、ドローンに関する公的な資格はありません。

自動車のように教習所や免許も存在せず、基本的に誰でも気軽にドローンを飛行させることができます。

しかし、一般人による事故をふまえて、今後は国家資格の保有者しかドローンの飛行ができないように法整備が進められます。

ドローンにはどんな資格があるの?

ドローンにはどんな資格があるの?

今後、新しく国家資格ができますが、現在はドローンの認定試験を受けて認定資格を取得する人が多くいます。

国が認定しているわけではありませんが、公的機関やスクール、協会などが独自の基準を満たしている人に向けて認定する資格です。

認定資格を持っていることで第三者が見ても、ドローンに関して一定の知識や操作技術を有している証明になります。

認定試験の中には、基礎的な知識をつけるもの、仕事で本格的にドローンを操縦したい人、特殊な環境下でドローンを飛行させたい人に向けて様々なカリキュラムがあります。

今回は以下の5つの認定資格を紹介します。

UAS LEVEL2 の認定資格

UAS LEVEL2
引用:スカイファイト

株式会社ドローンネットが運営のスカイファイトが発行している『UAS LEVEL2』は、国土交通省・管理団体認定の技能認定資格です。

認定試験の概要

スカイファイトのスクールは全国に27箇所あり、コースは初心者向けから上級者向けまで揃っているので、自分に合った技術を身に着けることができます。

資格試験のメリット

スカイファイトでは、コース中に使用するドローンを全て無料レンタルできるので、ドローン購入費用がかからない点がメリットと言えます。

また、スクールのスケジュールは11時~21時の間で自由に組めるので好きな時間帯で講習可能です。

スカイファイトの認定資格のコースは最短2日で終了し、コース終了後にはUAS LEVEL2の資格を発行してくれます。

コース受講中に使うドローンやゴーグルなどは全て貸し出しなので、手ぶらで気軽に受講できます。

UAS LAVEL2を取得するとドローンの目視外飛行が可能になるほか、人や建物から30m以内の高さまで飛ばすことが可能になります。

受講料

スカイファイトでは、目的に合わせたコースを選択可能です。

認定資格の受講費用は、15万円~22万円(税込)です。基本的な操縦技術から本格的な空撮テクニックまで身につくコースがあります。

スカイファイトが発行するUAS LEVEL2は、ライセンスの維持が必要になりますので毎月980円の月額料金が発生します。

年額払いもありますが、安くなるわけではないので月額払いでも良さそうです。

UAS LEVEL2の再発行には5,000円が必要になります。資格の紛失には気を付けましょう。

JUIDAの認定資格

JUIDA
引用:JUIDA

JUIDAは、2014年7月に設立された一般社団法人です。

日本にある民間団体の中で、最も古い歴史を持っています。

JUIDAは、ニュースやセミナーで積極的にドローンに関する情報を発信しており、全国にJUIDA認定スクールがあります。

認定試験の概要

所定のカリキュラムを履修することで、JUIDAドローン資格を得ることができます。

操縦技能証明書及び安全運航管理者証明書の認定を得られます。

JUIDAが定める科目を修了して、講習の最後に座学や実技試験を受け合格する必要があります。

その後、申請手続きを行うことで無人航空機操縦技能証明書を交付しています。

また、ドローン飛行の実務経験を積んだ人を対象にドローンの安全運航に関する基本的な知識とドローン飛行に関する危険性を学ぶ講義を受け、申請を行うことで無人航空機安全運航管理者証明書を交付しています。

証明書の有効期限は2年間なので、更新の手続きが必要となります。

認定試験のメリット

ドローンに関する基礎的な知識を座学、実技を通して身に付けることができます。

また、証明書保有者は、航空局の無人航空機飛行申請手続きの際に必要書式の一部が免除となります。

受講までの流れ

証明書を交付するには、全国にあるJUIDAの認定スクールに通う必要があります。

各認定スクールに問い合わせフォームから申し込みを行いましょう。

座学と実技を学び、最後に試験を受け、試験に受かったら、JUIDA公式ホームページから証明書の申し込みを行います。

受講料

受講料は各認定スクールによって異なるので、各認定スクールの公式ホームページから受講料を確認しましょう。

例えば、東京都にある日本ドローンアカデミーの受講料は270,000円となっています。

操縦技能証明書の交付には20,000円、安全運航管理者証明書の交付には15,000円の費用がかかります。

DJI CAMPの認定資格

DJI CAMP
引用:DIJ CAMP

DJIは、世界最大手のドローンメーカーです。

中国に本社があるメーカーで、世界のドローン市場を引っ張っている存在でもあります。

日本支社は、DJI JAPANといい、国土交通省から認可を受けているDJI JAPAN株式会社が認定試験を行っています。

認定試験の概要

DJI製のドローンを安心、安全に使用できる操縦者を認定する企業向けのプログラムです。

認定試験はDJI CAMPと呼ばれており、全国のどのキャンパスでも知識経験豊富なインストラクターから指導を受けることができます。

2日間の座学、筆記試験、実技試験を受けると認定書が発行されます。

受講対象は、10時間以上のドローン飛行経験者となっています。

各試験に合格した人をDJI CAMPスペシャリストと呼びます。

 認定試験のメリット

国土交通省が認可する管理団体の資格のため、資格を持っているとドローンの飛行申請許可が簡略化することができます。

夜間飛行や危険物輸送に関する講座などの特殊環境下の講座も受けることができ、受講することでさらに飛行申請が通りやすくなります。

また、DJI公認ドローン保険の保険料が割引になります。

初心者がドローンによって第三者に損害を与えた時に、保険金を支払ってくれます。

ドローン操縦を始めたばかりの人にとって嬉しい保険です。

受講までの流れ

場所や開催日から、希望の認定試験を選び、その後公式ホームページから問い合わせを行います。

問い合わせ後、キャンパスより今後の案内のメールが届きます。

認定試験に申し込みを行いたい場合、申し込みフォームが届くので、個人情報等を入力して参加しましょう。

受講料

受講料は各キャンパスによって異なります。

55,000円〜110,000円の受講料となっています。

詳細は、公式ホームページから各キャンパスに問い合わせる必要があります。

DPAの認定資格

DPA
引用:DPA

国土交通省登録管理団体であるDPAは、2016年に設立された協会です。

ドローン操縦士の技術の向上、航空の安全確保などを目的としています。

認定試験の概要

産業利用を前提にした高い操縦技能を習得することができます。

独自のカリキュラムを受けることで座学と実技について詳しく学べます。

DPAスクールは、全校が屋内施設完備となっており、悪天候によってカリキュラムがなくなるという心配がありません。

一般的な回転飛航空機の操縦技術の認定試験であるドローン操縦士回転翼3級を取得することができます。

ドローン操縦士回転翼3級では、ドローン飛行に関する基礎的な知識と操縦を取得することができます。

また、ドローン操縦士回転翼3級インストラクター資格も取得でき、ドローンの実地を講習するための基礎知識があることを認定する資格となっています。

認定試験のメリット

ドローン操縦に関する基礎的な知識、飛行技術を身に付けることができます。

飛行時の天候変化やドローン本体の不具合などを的確に判断し、対応できるような技能を習得できます。

受講までの流れ

資格の取得希望者は、DPA資格認定校で一定のカリキュラムを受けます。

各DPA資格認定校の公式ホームページから、申し込みを行いましょう。

その後、DPAマイページから認定書交付の手続きを行って認定書を発行します。

受講料

各DPA認定校で受講料は異なるので、公式ホームページから確認を行いましょう。

例えば、ドローンスクール新宿の場合、回転翼3級コースであれば最短日数3日間で275,000円の費用がかかります。

ドローン操縦士回転翼3級とドローン操縦士回転翼3級インストラクター資格ともに、技能認定料として登録時に25,000円、技能会員証発行手数料として12,000円の費用が必要です。

ドローン検定協会の認定資格

ドローン検定
引用:ドローン検定協会

ドローン検定協会は2015年に発足した検定協会で、ドローンの認定検定を実施しており、認定者数は業界1位を誇っています。

認定試験の概要

認定試験は1級から4級まであり、1級は年に3回、2~4級は年に6回実施されています。

実技はないため、座学のみの試験となります。

ドローンに関する最低限の知識を身に付けることができ、選択肢からマークシートで選ぶ形式で4択になっています。

1問2点で50問の問題があり、80点以上で合格となります。

学科講座においてはオンラインでも受けることができるため、場所に関係なく受講することが可能です。

認定試験のメリット

国土交通省にドローン飛行の許可申請を行う際、証明書を添付することができるので一定の技術力を有している証明となり、許可申請が通りやすくなります。

また、国土交通省が認定する基礎技能講習を受講する際に、座学1という科目が免除されます。

提携団体等においても、各種講習における座学が免除されるというメリットもがあります。

受講までの流れ

ドローン検定協会の公式ホームページから受験案内を選択し、受験申込手続きを行います。

各会場によって受験する級が異なるので注意が必要です。

受験料の入金後、受験票が交付されるので当日試験会場に持っていきましょう。

受験会場にて試験を受けたあと、10日ほどで合格不合格の通知があります。

受講料

受講料は各級によって変わってきます。

4級は3,000円、3級は5,600円、2級は12,200円、1級は18,300円の受講料がかかります。

第3級陸上特殊無線技士免許

ドローンは、コントローラーと本体を無線で接続して操作しています。

電波を発する無線設備に該当するため、ドローンの種類によっては法律に違反する可能性があります。

免許が必要となる場合

個人が使用する一般的なドローンは、2.4GHz帯の周波数を利用しています。

しかし、産業用ドローンは5.7GHzの周波数が使用されています。

この5.7GHz帯の周波数を利用する場合は、第3級陸上特殊無線技士免許が必要となります。

産業ドローンとは、土木関連会社が施工管理を行ったり、被災地で人命救助に用いられたりするようなドローンを指します。

資格取得までの流れ

講習会で陸上特殊無線技士に関する講習を受けて、講習の最後に試験を受けて合格すると資格を取得することができます。

法規4時間、工学2時間の講習となっています。

住んでいる地域の近くで講習会が開かれていない場合、オンラインでも受講が可能です。

講習会の所要日数は1日、オンライの講習会は2日なので、比較的簡単に取得できます。

第三級陸上特殊無線技士の合格率は70%から80%のためしっかりと勉強をすれば、資格を取ることができるでしょう。

受講料

オンラインや講習会で受講から試験を受けて資格を取得する場合、相場は20,000円前後になります。

オンラインや講習会を利用せずに独学で勉強して、試験だけ受ける方法もあります。

試験だけ受験する場合は、受講料は5,600円となります。

第4級アマチュア無線従事者免許

第4級アマチュア無線従事者免許は、1級から3級まで級がある国家資格です。

一定の条件を満たすドローンを操縦するときに必要となる資格です。

免許が必要となる場合

ドローンにはFPVという機能がついた製品があります。

FPVはドローンに搭載したカメラの映像を見ながら操縦できる機能です。

この機能が付いたドローンを操縦する場合は、映像を見るために電波で映像を飛ばす必要があり、免許が必要となります。

資格取得までの流れ

一般財団法人日本アマチュア無線振興協会が実施している養成課程講習会を受講し、最後の試験を受けて合格すると免許を取得できます。

講習内容は、法規6時間、無線工学4時間となっています。

また、独学で勉強して試験を直接受ける方法もあります。

比較的難易度の低い試験なので、独学でも十分に合格する可能性があります。

受講料

講習会の場合、受講料は2日間で22,750円です。

独学で試験だけ受ける場合、受験料5,125円が必要となります。

免許交付には1,750円の手数料がかかります。

まとめ

今回はドローンの操縦に当たって、必要な資格について詳しく解説しました。

ドローンには認定資格が多く存在し、一定の技術力を証明するものだと分かりましたか?

ドローンについて基礎的な知識や操縦方法を学びたい人にとって、この記事が非常に役に立つでしょう。

興味を持った人はぜひ、認定試験を受けましょう!

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